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『知の歴史:哲学と科学で読む138億年』本文中イラストの一部を先行公開!
2023年9月7日に発売される、渡部 佳延(わたべ よしのぶ)さん著『知の歴史:哲学と科学で読む138億年』。
刊行に先立ちまして、本文中のイラストを一部先行公開いたします。
哲学の歴史を、ビッグバンから始まる自然科学史や、現在まで至る科学技術発展の系譜を絡めた、138億年というビッグスケールの時間軸で縦横無尽に描き出した本書。
実に472頁(厚さ約3.2㎝!)に渡る長大な歴史の旅の折々で私たちの目を楽しませてくれるのは、本文の背後にうっすらと透けて見えるイラストの数々です。
三村 京子(みむら きょうこ)
イラストレーター・ミュージシャン/横浜市在住。
古代生物から、〈知の歴史〉を築いた哲学者・科学者まで…。特に人物画は、各人の特徴を的確に捉えつつも、どこかゆるく優しいほのぼのとしたタッチで、本書をより一層魅力あるものにしています。
①紀元前の生き物たち
2~3章に登場。左から、古生代カンブリア紀の「三葉虫」、およそ30万年前、巨大化した脳で〈知の革命〉を起こした私たち人類の先祖「ホモ・サピエンス」。
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②古代ギリシアの哲学者たち
5~6章に登場。古代ギリシア哲学を代表する三賢人――左から、知の巨匠「ソクラテス」、ソクラテスの弟子の「プラトン」、孫弟子の「アリストテレス」。彼らはみな紀元前の哲学者。イラストは今に伝わる肖像彫刻を描き起こしています。
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③近現代科学の礎を築いた科学者たち
11~19章に登場。左回りに、天文学の父「ガリレオ・ガリレイ」、万有引力の法則を発見した「ニュートン」、相対性理論を展開した「アインシュタイン」、進化論の提唱者「ダーウィン」。舌を出したアインシュタインの写真は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1693881259577-sNAP0Yk6nr.jpg?width=1200)
ダーウィン/アインシュタイン
④哲学史上のトップランナーたち
12~21章に登場。左回りに、〈われ思う、故にわれあり〉で知られ、人間の〈理性〉・生得観念に絶対の信を置いた「デカルト」、これに否を唱え、人間の認識の成立を〈経験〉に求めた「ロック」、近代認識論の確立者「カント」、ダイナミックな知の体系を築いた「ヘーゲル」、実存主義の哲学者「サルトル」。
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サルトル/ヘーゲル/カント
イラストはここに公開したものを含め、全部で51点。
本書を読んで、哲学・科学の面白さに触れたあとは、是非、各哲学者や科学者の記した書籍を実際に手に取り、今に伝わる彼らの姿と比較してみてください。読む度に新しい発見や知識が得られるはずです。末永くお手元に置き、何度も読み返していただきたい一冊です。
かつて、果てることのない大地であった地球が、たった一枚の地図に収められたように、人間が築き上げた壮大な知を、一枚の「地図」に収めてみたかった。(…)
タレスから現在までこの間約二六〇〇年。このオーソドックスな知の歴史を中心に、およそ知のプロトタイプからエピソードまでも含め、はるかな歴史を素描してみようとしたものが本書である。
この秋、壮大な知の一望図を手に、138億年を巡る旅に出掛けてみませんか。
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