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「諦めた瞬間、人生が動き出した。」才能を引き出すシンプルな方法



こんにちは、えみさきです。

私は高校中退、そしてその後6年間引きこもり生活を送っていました。社会復帰したものの正社員として働けたのはたった1年半。毎日の生活が苦しくて、未来に希望なんて抱けなかった。それが、ほんの少し「諦める」という選択をしただけで、人生が動き出すなんて当時は全く想像もしていませんでした。

今日はそんな私が「諦めることで人生が変わった」実体験をお話しします。


高校中退、そして引きこもりの日々

高校を中退したのは、ただ単純に学校が嫌だったからです。理由を聞かれると、正直「全部嫌いだった」としか答えられません。クラスの雰囲気も苦手だったし、先生たちの説教も耐えられなかった。「みんなと同じことをする」ことが私には何より苦痛だったんです。

その後、引きこもりになりました。最初は「少し休んだらなんとかなる」と思っていましたが、気づけば6年が経っていました。毎日、ネットを見て、ゲームをして、少しだけ本を読んで……それで一日が終わる生活。それでも心のどこかで「こんな自分じゃダメだ」と思い続けていました。


正社員への挑戦、そして挫折

引きこもり生活を続ける中で、「このままじゃまずい」と思った私は、意を決して就職活動を始めました。両親の助けもあって、なんとか正社員の仕事を手に入れることができました。でも、働き始めた瞬間から感じていたのは「これ、本当に自分に合っているのかな?」という違和感でした。

朝から晩まで働き詰めで、周りの期待に応えようと必死に頑張っていました。でも、どれだけ努力しても空回りばかり。「自分はやっぱり社会不適合者なんだ」と思わずにはいられませんでした。

1年半が経った頃、私はとうとう体調を崩してしまいました。会社を辞めると決断するまでには、それほど時間はかかりませんでした。でも、辞めた後に残ったのは「また無職だ」「自分には何もない」という強烈な自己否定感でした。


諦めることで見えたもの

そんな中で私が初めて「諦める」という選択をしたのは、社会人として「ちゃんとする」ということをやめた瞬間でした。
「もう無理だ。自分は普通の仕事なんてできない」
そう自分に言い聞かせた時、不思議と少しだけ心が軽くなったんです。

その時、気づきました。
「得意じゃないことに無理して挑む必要なんてないんだ」
ということに。

そこで、自分のこれまでの生活を振り返ってみました。確かに仕事は長続きしなかったけど、実は家にこもっている間に学んだことも多かったんです。ネットで調べる力、趣味に没頭する集中力、少ないお金で生活を工夫する知恵。これって、普通の人にはない「私だけの強み」なんじゃないかと思えるようになりました。


諦めた瞬間、人生が動き出す

そこから私は、「無理して普通の人になるのを諦める」ことを選びました。そして、自分の得意なことに集中するようにしました。具体的には、人の話を聞いて悩みを整理することや、自分の経験を基にしたコンテンツ作りです。これが、思いのほか人に喜んでもらえる仕事になったんです。

「諦める」ことで、見えてくるものがあります。それは、自分が本当に大事にしたいものや、自分が得意なことです。何かを諦めたことで空いた心のスペースに、少しずつ新しい可能性が入ってきます。


あなたに伝えたいこと

もし今、何かに押しつぶされそうな思いを抱えているのなら、無理に戦おうとしないでください。「諦める」ことは、決して負けることではありません。それは、あなたの本当の才能を見つけるためのスタートです。

私は「諦める」ことで自分らしい人生を見つけました。きっとあなたにも同じように、自分だけの道があるはずです。

人生は、諦めた瞬間から動き出します。
それを信じて、一歩踏み出してみてください。

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