世の中に価値を生み出す事業は、あなたの中から生まれる。
「お仕事中に、自分個人がどんな良さを持っているか、長時間語ってもらう、そんな経験はありますか?」
GEMSTONEという組織に出会って1年。
わたしの1番の衝撃はこれでした。
はじめまして。GEMSTONEのプロジェクトコーチ&マネージャーの柳瀬幸恵(さちごん)です。
5月開講のEMERGEという講座をつくりました。その開発背景から、ここ数ヶ月でわたしが気づいた、
「個人の良さを活かし、世の中に貢献できる方法」について、書かせていただきます。
この講座をつくったのには理由があります。
それは、
「あなた個人のよさを活かすこと」と「実際に世の中に貢献すること」を
同時にできる場所がなかったからです。
なんで会議で個人の話をそんなにするの?
GEMSTONEという組織に出会ってから、
何回か感じた違和感があります。
例えば、Co-proという新興国で社会起業家と共に事業を創りあげていくプログラムがあります。
このプログラムでは物理的なマーケティング支援やワークショップや輸入の支援やクラウドファンディングなど、いろんな手法で参加者が起業家に関わって貢献していくのですが、
途中でなぜかこんなプログラムが入ります。
「個人面談」
です。
GEMSTONEのメンバーが、参加者一人一人に個人面談をするのです。
そこそこの時間をかけてこれをやります。
また、GEMSTONEのミーティングでは、チームメンバーに
「それで、さちごんはどうしたいの?」
と、新規事業や事業の方向性を問いていく時間があります。
当初わたしは、
「ん?それは社長が決めるんじゃないの?」
と、思っていました。
ですが、時間を経るうちに、GEMSTONEはメンバーが実現したいことを
GEMSTONEという場を使って実現させていこうとしている。
共通の想いをもって集まった人間の、それぞれが求めている形での貢献を促していこうとしている。
その結果、世の中をもっとよくしていこうぜ。
その信念が現れているんだということに気づきました。
こういった雰囲気はいろんな会社でもよくあります。
ですが、本気で相手個人の求めるものを実現させていこうという姿勢・熱量は他にないのではと思いました。
企業がやりたいことではなく、人から事業をつくる
実は、わたし自身がこの信念にかなり強く影響を受けました。
人のサポートをすることや、事務的な仕事をすることは得意だったので
ずっとそういった社長・チームを支えるお仕事をしていたのですが、
どこか物足りなさだったり、疲弊感があったりしました。
同時に、GEMSTONEのプログラムに深く関わっていくと、
ミーティングで、「本来のわたし」についてフィードバックをもらう機会や
好きでやったことに対して、それを大切に受け止めて言葉をもらう機会が多かったんです。
「そこはさちごんの価値じゃない。」
「さちごんは、偉い人に偉そうに物申すときに力発揮される気がする…」
「いや、それを求めてるんだから、気にせず出してよ」
これは日に日にボディーブローのように、わたし自身に驚きました。
「こんなのあったらいいと思うんですけど…」
という控えめに出したアイデアから、いくつもワークショップや過去の参加メンバーとの温かい場を実現することができました。EMERGEというプログラムも、わたしが発案したものをメンバーの力をフルに使わせてもらう中で生まれました。
本来の個人良さを活かすには、関わるスタンスが最も重要
「相手の本当に輝いているとき」に焦点をあてる関わりは
それまで感じたことのない程のパワーをもらうことができます。
そして、自分が期待している以上に、周りの人が期待してくれたり、
可能性も引き出したりしてくれる、この環境は他にないと感じています。
こんな風に「何か実現したい」想いをもった個人が、
その人の良さや充実を感じる方向性で可能性に気づき
形にしていくプロセスを踏める場をつくれないか。
新興国の社会起業家の活動に触れながら、気持ちが高ぶるものを
形にしていく3ヶ月を過ごせたら
このエネルギーは大きく広がっていくのではないか。
そんな想いからこのオンラインプログラムEMERGEは生まれました。
GEMSTONEプログラムEMERGE
EMERGEは、「立ち現れる」「出現する」という意味です。
まさに、みなさん一人ひとりとGEMSTONEのリードファシリテーターのメンバーが向き合う中で、どんな新しい未来が出現するのか。
一緒に3ヶ月後の未来にワクワクしながら向かっていきたいと思います。
https://copro.gemstone-global.com/emerge
個人相談も受け付けていますので、チェックしてみてくださいね^^
(文:柳瀬幸恵 さちごん)
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