三春そぞろ歩き②〜王子神社→春の陽気に誘われて、王子神社→北野神社散策路を歩く
昨日(2月17日)、今日(2月18日)と3月並みのよいお天気!
本当は図書館あたりでnote執筆…と考えていましたが、外に出た瞬間、春の陽気に誘われて、まずはおさんぽすることに。
最近、お買い物以外で外に出ることがなくなっていたので、風を感じたいなあとも思ったり。
以前の記事でもご紹介しましたが、三春町の中心部に位置する神社仏閣はまあまあの高台に位置しており、それを結ぶように散策路が整備されていたりします。
今回歩いたのは、大町の王子神社裏から北町の北野神社へ至るコース。実はこれまでも何度か歩いたことのあるお気に入りコースだったりします。
とにかく見晴らしがよいのです。青空の下に広がる街並みを見ながら5分ほど歩けば、頂上へ。そこにはテーブルがあり、小休憩にはぴったりの場所なのでした。
以前の記事はコチラ↓
王子神社が位置するのは、磐州通りと呼ばれる風情ある通り沿い。海鼠壁の塀があったりと、城下町のかおりを残す光景が広がっています。
下が王子神社の社殿……ミラーレスは持っていきましたが、レンズが重いので、望遠のみ装着して、標準のレンズは持参せず。そんなワケで、半端なアングルでごめんなさいですm(_ _)m
『三春町史6 民俗』によると、この王子神社は、氏子の皆さんから「王子っしゃま(おうっしゃま)」と呼ばれ、親しまれているとか。
もともとは三春城山にあったと伝えられ、前回のそぞろ歩きでご紹介した中町の愛宕神社と同じく、江戸時代に三春藩を治めた秋田氏の三春入部以前に、現在地に鎮座されていたそう。ちなみに秋田氏の三春入りは1644年(寛永21年・正保元年)。3代将軍・家光さんの時代です。
散策路の案内板。散策路全体が「花の丘公園」なのかな?
「花の丘公園」の名称通り、春には桜が咲くのかもしれませんが、現在の風景はこんな感じです。
整備された遊歩道の周囲に、子どもたちの三春小学校入学を記念した桜と思われる苗木が植えられています。
子どもたちの成長とともに、桜も成長し、美しい桜並木となるのでしょう。
こんな案内板も
歩いて5分ほどで頂上へ。石のテーブルと椅子が並んでいます。遠くに見える雪化粧の山並みは……安達太良山かな?
見晴らしがよく、風が吹き抜け、小鳥たちの鳴き声が聴こえてきます。風を感じながら、ぼーっとするのに最高の環境です。
竹がザワワ…と揺れ動きます。久しぶりに風を感じながらマインドフルネス。
郡山にいたときは、水辺でマインドフルネスしていましたが、三春に来てからは、三春大神宮近くの広場で日差しを感じたり、こうした高台で風を感じながらのマインドフルネスが増えてきました。水も感じたいなあ。
マインドフルネス後は、持参したおにぎりを食べ(;^_^)、お菓子をポリポリしながら、ぼーーーー。。。
その後、丘を下り、北野神社へ。
途中で発見した日差しのストライプ。
常緑樹越しの日差しがキラキラ
北野神社へ到着!
北野神社も王子神社同様、三春城山に祀られていた北野天満大自在天神宮を正保3年(1646年)に遷座(『三春町史6民俗』より)。明治12年に北野神社と改称されたそう。
社殿は江戸時代初期のものなのでしょうか? 彫刻がすばらしいです。
扁額の周囲にも精緻な彫刻が
立派な龍と虎の彫刻
流れるようなフォルムが美しい獅子
今年に入り、いろいろあって、毎日noteは断念しましたが、少しずつでも更新していけたらなあと考えております。
「三春滝桜」など一本桜の名木もよいけれど、三春城下の春も感動的です。神社仏閣、お城山の桜がいっせいに花咲き、町中が桜色に…!
そんなファンタジックな光景が見られるまで、あと1ヶ月と少し。ちょっとそれまで、季節の移ろいを楽しみたいものです。