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Gelate 研究ノート

趣味のゲル研究や化学のニュース・興味深い研究について、一歩踏み込んだ内容の記事をお届けします。基本は以下の3本です。 〇化学に関するニュース解説 〇連載:科学と歴史(不定期) 〇…
月に3本以上(最低3本)、化学と個人研究に関する月額マガジン専用記事を投稿します。 〇化学に関する…
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#深海

しんかい6500

「しんかい6500」は、日本の海洋研究開発機構(JAMSTEC)が開発した有人潜水調査船です。1989年に運用を開始し、深海探査において重要な役割を果たしてきました。名前の「しんかい6500」は、この潜水船が最大6,500メートルの深度まで潜航できることに由来しています。 今回は、しんかい6500について解説します。

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深海のクラゲ

深海には変わった生き物が多いですが、クラゲはどうでしょうか? これまで様々なクラゲをとりあげてきましたが、今回は深海に棲息するクラゲにスポットをあててみます。

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ゲルと生命の謎 深掘編③ 〜深海の謎〜

深海については、これまで何度も取り上げてきました。 今回は、昨年連載した「ゲルと生命の謎」の一環としてお話しします。 なぜ深海に?深海は光の届かない暗黒の世界です。 水圧が高いこともあり、深海で活動する生物は浅い海域ほど多くはありません。 では、深海に生息する生き物は、なぜ深海に進出したのでしょうか?

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同じ深海でも違う?

光が届かない上、高水圧の深海。 深くなればなるほど、生息している生き物は少なくなります。 光が届かないということは、光合成を行う海藻や植物プランクトンも存在しないということです。 食べるものが少なければ、そこに棲む生き物も少なくなります。 では、深海ならどこも似たような環境かと言うと、そうでもないようなんです。

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深海の生態系

冷たく、光の届かない深海。 水圧も高いため、深海に生息する生物は他の海域の生物よりも特殊です。 では、深海の生態系はどうなっているのでしょうか? 陸上と違い、深海は調査が困難なため、未だにその生態系は明らかになっていません。 しかし、生態系を把握することは極めて重要なことです。 今回は、深海の生態系について、判明している情報を元に考えてみます。

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化学ニュースピックアップ vol.16 ~マンボウの体温調節~

マンボウは海面に浮かんで日光浴(?)をしていることがあります。 その一方で、水深800mよりも深い場所まで潜ることも分かっています。 深海になると水温は10℃以下になります。 そのため、深海に潜って冷えた体を海面で温めていると言われています。 また、体表の寄生虫を殺菌するためとも考えられています。 海の生き物としてお馴染みですが、 飼育が難しく、その生態は謎が多いです。 しかし近年、そのマンボウの生態の一部が明らかになりました。

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化学ニュースピックアップ Vol.10 ~深海生物の寿命~

過酷な環境に身を置く深海生物。 深海生物の寿命はどのくらいなんでしょうか? 今回は最近発表された研究成果を参考に、深海生物の寿命と生態について掘り下げてみます。

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