シェア
ゲルロボット実現に向け、色々な事を考えています。 どんなふうにしたら良いのか、形や動き、作製方法を考えながら実験しています。
ゲルロボットに使える温度応答性ゲルの作製には成功しました。 そのゲルを使い、先月から色々とチャレンジしています。 今回は、ゲルロボットのタイプ3をご紹介します。 タイプ1,2はこのnote内で以前ご紹介したものです。はっきり言って、微妙でしたw 1,2とは比較にならないほどよく動きます。
このnoteを長く読んで頂いている方はご存じと思いますが、私はゲルを使ったロボットの研究開発をやっています。 ロボット用のゲルはある程度目途が付きました。 これからはゲルロボット実現に向け、以前より応用に力を入れます。 そこで、ロボットについて改めて調べ、考えてみました。 ロボットとは ロボットは、プログラム可能な機械であり、自律的または半自律的に特定のタスクを実行するように設計されています。ロボットは多くの場合、センサー、アクチュエーター、プロセッサーなどを組み合わせて
20年以上続けている、温めると収縮するゲルの研究(温度応答性ゲル)。遂に目的の地点にたどり着きました。 そして、これは通過点でもあります。 さらにその先を目指します。 このゲルでやりたい事、検討すべきことがまだ沢山あります。
研究をやるなら、成果を出したいですよね。 それが自分の理想通りなら最高です。 理想通りでなくても、画期的な成果が出れば大きな達成感を得られます。 未知の事に挑戦しているので、実験する毎に発見があります。 ただ、殆ど変化が無い状況が続いた場合、見直しも必要になります。
柔らかい上に、殆どが水のハイドロゲル。 そこに情報を書き込むにはどうすれば良いでしょうか? 材料が情報を持つとはどういうことなのか? そこを考えれば、やり方が見えてきます。
近い将来、ゲルはこうやって作るようになるかもしれない、そんな事を最近感じました。
当たり前ですけど、何もやらなければ何も得られません。 考えるのも大切ですが、実行に移さないと何も分かりません。
材料研究をやるとき、まずは目的の性能・機能を満たすことを目指しますが、製品化までを考えた場合、色や光沢などの見た目も重要になるケースがあります。 基礎研究ならそこまで考慮する必要はありません。 如何にして目的に到達するのか、考えながら試行錯誤します。
水を除くと、人の身体の殆どはタンパク質で出来ています。 もっと言うと、人の身体はタンパク質のハイドロゲルなんですね。 身体の中のタンパク質について、最近考えていることを少し話します。
「ゲルと生命の謎」連載は終了しましたが、今回は本編の補足をお話します。 連載の中でも刺激応答性ゲルについて取り上げましたが、今回はその時の内容を補強するものです。 各記事単独でも分かるように書いているつもりなので、これまでの連載を読まれていなくても大丈夫です。 刺激応答性ゲルというのは、私が研究している温度応答性ゲルのように、何らかの外部刺激で色や大きさなどが変わるゲルです(電気、光、pH、溶媒組成)など。 では、刺激応答性ゲルが脳の記憶と何の関係があるのか?
これまで、様々な高強度ゲルをご紹介してきました。 ナイフでも切れない、大人が上に乗っても潰れない「ダブルネットワークゲル」はその代表と言えます。 今回ご紹介するのは、レンガを砕くハイドロゲルです。 ちょっと想像できないですよね。
自分が研究しているゲルがどんな構造をしてるのか? とても重要ですし、難しくもあります。 使っている材料の種類が多いと複雑になり、解明は困難になります。
柔らかいものと聞くと、何を思い浮かべますか? マシュマロや綿菓子を思い浮かべる人もいれば、ゼリーやプリン、ぬいぐるみを思い浮かべる人も居ると思います。 ゲルの研究やってると、やっぱり寒天とかゼラチンのゲル、プリンや豆腐を思い浮かべてしまいます。 シリコーンゴムのような弾力に富んだものだと、硬いと感じる人もいるでしょうね。 柔らかいものどうしを比べると、柔らかさの違いを感じます。 マシュマロと豆腐の柔らかさが違うのはなんとなく分かりますよね。 プリンとマシュマロも違います。