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2017年に独自の温度応答性ゲルを作って5年になります(具体的には、他の研究例をアレンジして作ったゲルです)。 今回、そのゲルとは違う、新たな温度応答性ゲルを作ることに成功しました。 様々な材料や作り方を考え、試しましたが、ようやく上手く行きました。 本格的に着手したのは今年に入ってからですが、今まで行ってきた研究や調査の積み重ねによってできたものです。
天然ゴムはいつから使われているのか、正確な時期は分かっていません。 天然ゴムがヨーロッパに伝わったのは15世紀ですが、工業的に使われるようになったのは18世紀になってからです。 以降、天然ゴムは現代まで広く使われています。 主に自動車などのタイヤ・チューブに使用され、他に粘着剤などに使われています。 合成ゴムが普及した後も消費量は増え続けているんです。 それだけ長く広く使われているのには理由があります。 今回は、天然ゴムの構造と性質について、最新の研究内容を交えて解説します
蒟蒻の研究はnoteにあまり投稿していませんが、メインテーマとして今も続けています。 今回は蒟蒻の用途について少し考えてみます。 食品と、食品以外の用途の二本立てでお話しします。
先月、キノコについて基本的なことを解説しました。 今回は、もう一歩踏み込んだ、少し面白い話をします。
ゲルは高分子鎖でできたネットワークの中に、水などの液体を保持した材料です。 寒天やこんにゃくなどは、水を高分子ネットワークの中に閉じ込めたハイドロゲルの一種です。 このゲルの特徴を活かせば、液体燃料を保持させることも可能ですよね。