歴史と科学 Vol.5 ~ 青色を求めて ~
古来、紫は高貴な色とされ、多くの国で珍重されました。
そして、青色も特別な色とされ、様々な青色顔料が作られます。
青色を出すために使われたのが、ラピスラズリでした。
古代エジプトでは、ラピスラズリは特に貴重なものとされ、黄金以上の価値を持っていました。
ラピスラズリは日本では瑠璃(るり)と呼ばれ、仏教の七宝の一つになっています。
青金石(ラズライト)を主成分とした鉱物で、深い青~藍色をしています。また、黄鉄鉱の粒を含んでいることが多いです。
ラピスラズリ(黄色く光っている部