回避行動
これまで意識せずやってきた、いらない習慣が、次々と表面に浮かび上がってきていて。
まぁ、やってもやっても終わらない、無限地獄の中にいるみたい。
でも、大きく共通しているのは。
私の場合、「他者に対する恐れ」だ。
これはもちろん、人によってまちまちなのだろうけれど。
何らかの恐れが、子供時代から長期間に渡り存在し続けていると、多くの人は自然と“回避行動”を取るようになるらしい。
これも、形は人によって、様々なのだろうけれど。
共通点は、子供のころにつくられたパターンを、飽くことなくくり返してしまうということだ。
で、子供のころには確かに存在していた、恐怖の根源がとっくになくなっていても。
“回避行動”だけは、相変わらず機能し続けているということが、往々にしてあるみたい。
しかもそれって、時間が経てば経つほど反射的になっていき、自動処理化されてっちゃうんだよね。
事前に知らずしらず設定してしまったトリガーと似通った状況が起きると、自動的にパターン化された回避行動を取ってしまうようになるわけ。
そうなるともう、無意識よね。
息するのといっしょで、勝手に身体が反応しちゃう。
そういうのが、私の中には無数にあって。
それをいま、一つひとつ、無効化していってる最中なんだけど。
本当に、やってもやっても終わらない。
でも面白いことに必ず、新しいのが出てくるたんびに、その回避行動が生じたメカニズムが瞬時に理解できるんだよねぇ。
これまでいくつ処理してきたか覚えてないけど、みんなそうだった。
でね、毎回思うわけですよ。
「あまりに馴染みすぎてて、処理できる気がしない…」
だって、自動化されてるから、対処のしようがないんだもん。
気付いたら、やっちゃってるわけだから。
でも、なんだかんだ言って、これまでは何とかかんとか無効化できてきたわけで。
今回の新しいやつも、時間は掛かるかもしれないけど、いつか処理できるはず。
だから、焦らずあきらめず粛々と。
やってくしかないよね。