![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45348979/rectangle_large_type_2_1fac1ac9f4636a141bae35b995f954ba.jpg?width=1200)
疲れに気付く
おととい・昨日と、まる二日間ずっと、根を詰めてデザインしていたら疲れてしまった。
こういう「疲れたなぁ」っていうセリフが出てくる感じって、身体の疲労というよりは脳の疲労なんだよね。
身体の疲労ってもっと具体的で、「首が凝ってるなぁ」とか、「ふくらはぎの筋肉が張ってるなぁ」とかって、どこかの部分に寄った感覚なの。
ついこのあいだ、そのことに気付いたんだけど。
そのとき同時に、これまでいかに自分の“疲れ”を無視してきたかにも気付いた。
というか、これまでの私は、自分自身の状態に目を向けてこなかった。
自分がいまどんな体調なのかとか、どんな感情を抱えているのかとか、そういうことみんな、まるっと無視してきた。
だから受け取るセンサーの感度が弱まってしまって、自分がどういう状態にあるのか、まったくつかめない状況になってた。
なので疲れていようと、傷んでいようと、「やるべきこと」をするのがあたりまえになってて…。
会社にいたとき、自分が急激にやせたことにすら、まったく気付かなかったことがあったもんなぁ。
人から指摘されて、「そういえば最近、あんまり食べてなかったかも」みたいな。
いま考えると、ちょっとゾッとするけどね。
それでもようやく最近になって、自分が疲れていることに、フツーに気付けるようになってきた。
アホみたいかもしれないけど、“楽しい”って感覚も分るようになってきた。
で、うれしいことにちょっとだけ、自分を責めないようになってきたような気もする。
だって以前であれば日々のルーティンに見向きもせず、2日間もデザインに夢中になってたら、間違いなく自分を責めてたはずだもん。
でも昨夜は「楽しかったな」って満足して、ベッドに入れたんだよね。
こういうの、初めてのことだから、すごい新鮮。
ありがたいと、マジで思う。