100点満点
前よりちょっと、自分でいることに違和感がなくなってきた感じがする。
とにかく何でもかんでも、自分を疑わなくなってきたし。
自分が“いる”ということに、引け目っていうのかなぁ、そういう思いを持たなくなってきた。
「誰からも認められてない」って感覚が、弱まってきたのかなぁ?
そうそう、確かにあったなぁ、そういう感覚。
これがあったから、「認められる自分になろう」って、知らずしらずがんばってしまったし。
「認められてない自分とは別の、誰かにならなきゃ」って思いを、たぶん無意識に持ち続けてきてしまったのだろう。
子供のときに“在る”ということを誰からも認めてもらえないと、人ってそうなっちゃうんだねぇ…。
それってたぶん普通であれば、人の根幹にいつもあるもので。
迷ったときや落ち込んだときなどに、最後の最後のところで、踏ん張って支えてくれるものなのだろう。
きっとこれがあるから人は冒険できるし、新しいことに挑戦することもできるんだな。
でも残念ながら、私にはそれがなかったってこと。
「大丈夫、いざとなったら支えてもらえる」って、安心感がなかったから。
手すりのない屋上で、ドッジボールをしてるようなもので。
どうしても、慎重にならざるを得なかったんだなぁ。
でも、私だってみんなと同じように、唯一無二の存在なんだよね。
だから、誰からも認めてもらえなくても、胸を張って存在してていいはず。
そういえば、こないだ、YouTubeでこんな言葉を聞いた。
「私は私である以外、何の義務もない」
うん、うん、まったくその通り。
それって、言い換えれば、
「唯一無二の私でいさえすれば、誰からも認めてもらう必要なんかない」
ってことよね。
自分で自分を支えて、自己完結していれば、人からの受容なんて求めなくていい。
私じゃない別の誰かになる必要もないから、ありのままの私でいていいし。
自分を大きく見せる必要も、無理して人に合わせる必要もない。
身の丈の私のままで、欲求に正直に、やりたいことをやってれば…。
それで、100点満点なんじゃん。