見出し画像

「ぼうっと」を楽しむ

いま、ぼうっとできるようになることを、ひとつの目標にすえているのだけれど。
どうやら私、ぼうっとすることはフツーにできるみたいで。
問題は、ぼうっとすると自動的に巻き起こるようになっている「すき間を埋めなきゃ」っていう焦燥感のほうだと気付きました。
子供のころの経験から「ぼうっとするのは恐いこと」というブロックができてしまっているため、自動的に意識を向ける先を探してしまうんです。
まさに、オートフォーカス状態ですよね。
切り取ったフレームの中に、フォーカスする対象を探してしまう。
これが落ち着かない感覚を生み、意図とは無関係にエネルギーを消費する原因になっていたわけです。
ただ、この反応が常態化していたため、自分では気付くことができなかった。

でも今回、この反応を引き起こす原因となっていたブロックを見付けることができたので、ようやく対処のしかたが分ったわけです。
それは、ぼうっとできている自分を、意識的に受け入れるようにすること。
バカらしく感じるかもしれないけれど、ぼうっとできている自分を見付けては「ぼうっとできてよかったね」と、声を掛けるわけです。
そうすると焦燥感とともに、満足感も生まれてくるんですよね。
あとはこの拮抗状態を、くり返すことで逆転させていくだけ。
この対処のしかたが功を奏し、私の中で昨夜ようやく、クルッと反転が起こったらしく…。
なんにもフォーカスしていない状態を、少しだけ楽しむことができました。
嬉しかったぁ。

知ってました? 実はこの「ぼうっとしているとき」がいちばん、脳が忙しく働いているそうです。
してきた経験をタグ付けし、同じタグを付けられた経験どおしがリンクし合い、新しい発想を生む余地を形成していくわけです。
顕在意識外で、つまり意識していないところで、アハ体験が生まれる準備が整う。
あとは、波のように寄せてきたタイミングで、つかみに行くだけです。
思い出せないことがあるとき、忘れたころに思い出すって、アレですよね。
インスピレーションはそうやって、リラックスとともにやってくるんです。
だから、ぼうっとする時間はとっても大事。
きっと私は、それを取り戻すことができると感じています。

そうそう、ついでだから書いちゃいますけど、持って生まれた能力が使えなくなるのって、原因はエネルギー漏れなんですよね。
かつての私であれば、自分を大きく見せようとすることでいらぬエネルギーを消費してしまって、使いたいところに使うことができなかったわけです。
エネルギーは循環ですから、自分がワクワクできることに使うことができれば、自然と再生産されるんですよ。
エネルギーを消費することによって、新しいエネルギーを生み出すことができる。
好きなことであれば寝食を忘れて取り組めるのは、そのせいです。
いずれは、そういう自分を取り戻していきたいなぁというのが、私の最終的な大目標です。
そこへの道筋は、ようやく薄っすらとではありますが、見えてきはじめた感じがしてます。

ホームページをつくったので、ぜひ、見てみてください。
お気軽にコメントもいただけたら、嬉しいです!

今日はいい天気、よい土曜日をお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?