製作ノート(5) 劇団員第一弾・さっさんです
こんにちは。さっさんです。
劇団衛星劇団員によるNOTE投稿第一弾。
まさかのわたくしがトップバッターでございます。
なぜ私がトップバッターなのか。
すでに『遣の巻』制作ノート(3)でヒントが出ておりました。
そうです。
韓国出張についていってまいりました~~~!!!
選ばれたのは、田中でした。
嘘です。
そんな大それたことではないです。
単純に私が日韓公演に関心を持っていたこと、韓国語を多少使えるということで、同行させていただきました。
主に韓国の劇場や日本の文化に触れあえる場所を訪れました。
演劇密集地帯の대학로(テハンノ)は活気があってとても良かったです。
おそらく学校の研修?か何かで演劇鑑賞をしに来ているであろう団体の学生さんたちがあちらこちらにいました。
テハンノに行けば演劇と気軽に触れ合える。良い環境だなぁとしみじみしておりました。
韓国は演劇鑑賞をする学校が多いみたいですね。それも良いですよね。
フェスティバルも行われていてにぎやかでした。
テハンノを訪れた後は、そのままソウル裏千家出張所へ。
「珠光の庵」はお茶会演劇ということで、ソウル裏千家出張所へ行かずしてどこへ行く!といった感じで、少し緊張しつつも気合入れて入室しました。
トンネルを抜けるとそこは雪国だったじゃないですけど、扉をあけたらそこは日本だった的な感じですよ。
そして한복(韓服:チマチョゴリ)をおめしになった、お茶の先生である李春室さんが登場されたときには、「日韓が融合しとる....!!」と感動しました。
落ち着いた色味、生地をつかった韓服が和室と調和していてとても美しかったのです。
ポン酢にマヨネーズかけてみたらナニコレめちゃくちゃ美味いやんかみたいな新しい出会いを感じました。
めっちゃ例え下手や。
お話中にお茶と手作りの和菓子も出してくださいまして、お茶もお菓子も格別でした。琥珀糖に山椒が入ってるお菓子だったんですけど、もう짱。また食べたい。
韓国では「日々是好日」という映画がきっかけに茶道の知名度・関心があがったそうです。文化の影響力は大きいですね。
2泊3日の出張でしたが、非常に有意義な時間を過ごせました。
ん?というかさっさん、なんで韓国語を...?と気になったそこのあなた。
なぜかと言いますとですね。これは話せば長くなるわけでもなく普通に話せるので話しちゃいますね。
私が高校生の頃、日本で爆発的な韓流ブームが訪れたと同時に、日韓関係が非常に話題になりました。
その時に「なんで日韓はこんなに複雑な関係なんだろう」と純粋に疑問を感じました。
それから、韓国をはじめ日本の周辺国である東アジアに興味を持ち始め、独学で語学の勉強を始めたのち、大学で東洋学を専攻したというのが、田中史のおおまかな流れとなっております。
大学時代には国際交流したり留学行ったりなんだかんだと色々やってきまして、将来は日韓関係に関われるようなことがやりたいなぁと思っていました。
(韓国での留学先の大学に、自由時間を使って母校訪問に行ってきました。)
そんなときに中学の頃から続けていた演劇がきっかけでご縁をいただきまして、私は今こんな風にNOTEの記事をガリガリと執筆しているんでございます。
そして早くも珠光の庵韓国語公演が来年の2月に決まりました。
이렇게 빨리 실현한다니...대박이다.....가슴이 떨리네...
다음엔 한국에서도 공연할 수 있도록 더 열심히 활동해야겠다....
韓国の俳優の皆さんと作品を一緒につくれるなんてドキドキです。
私にとっては未知の世界ですが、演劇がつないでくれた貴重な機会を、存分に味わおうと思います。
ふふ。기대된다...
ということで、ちょくちょく韓国語を挟んでみたのですが、なんて書いてあるか、気になりませんか!!
気になったという方、よくぞ気になってくださいました!
気にならなかったという方、ちょっと待って!その足を止めて聞いて!
ハングルってパズルみたいなもんで面白いですよ。ちなみに口の形を模してつくられてます。
日本語と文法が似ていて勉強しやすいので、ハングルだけでも読めるようになってみませんか?
多分韓国語公演観に来られた時まさかの木霊のセリフまで聞き取れちゃったりして、「え?自分めっちゃかっこよくね?」みたいに感じてしまえたりします。
(※木霊=「珠光の庵」インターナショナルバージョンに登場する通訳係。)
え!まだ興味がもてない!
わたーしまーつーわ いつーまでーも まーつーわ
例えあなたが振り向いてくれなくても、わたし、待ちます。
そんな感じで半ば強引g my wayで突然ですが、わたくしNOTEにて、韓国語講座を開こうと思います。
ドンドン!パフパフゥー!!!
私にそこまでの能力があるかわかりませんが、楽しく分かりやすく皆様に韓国語をお届けすることを目標に、頑張ってやってみます!
全ては、皆様に隣りの国の文化に触れてもらいたい。ただそれだけなんです。
好きな言葉は、情熱です。
さっさんです。
お楽しみに!
2019年7月15日
劇団衛星 田中沙穂
劇団衛星の活動継続と公演の実現に向けて、みなさんのサポートを、ありがたく受け取っております。応援ありがとうございます。