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マシュマロ実験

表現する際にコンセプトがどうしてもわかない。作りたくても社会批評性や内容が込められない、という悩みをよく聞くので、参考までにコンセプトの単純な編み方を。

2018年にマシュマロ実験に対する批判的な研究がタイラー・ワッツによってだされ、社会経済的地位が子どもの自制心のテスト結果に大きく影響することを示しました。具体的には、社会経済的地位が低い家庭の子どもたちがマシュマロ・テストで報酬を待つことができたとしても、その自制心が将来の学業成績や行動の問題に正の影響を与えるという強い関連性は見られませんでした。要は親ガチャです。

https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797618761661

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