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【🎵みっちゃん道端・・】

僕が小学生の頃である。

こんな〈れ歌〉があった。

「🎶みっちゃんみちばたウ●コしてぇ~🎵か~みがないから手でふいてぇ~🎶もったいないからなめちゃったぁ~🎵」

よく皆んなで歌っていた。

まぁ、子供たちの世界では、奇妙な歌や言い回しが流行ったりするものだが・・・しかし誰が歌い始めんたんだろうか・・

この〈戯れ歌〉はみっちゃんを無茶苦茶ディスっているし、更には舐めちゃっただなんて、もうハチャメチャな歌なのである。そしてみっちゃんはひとりではないのだ。全国に居るみっちゃんに対して失礼千万じゃないか・・

けれども、当時は道端でウ●コをして指を舐めるというような非常識なことを、笑い歌にして楽しむという、おおらかな風潮があったのだということになる。

みっちゃんの非常識は非難されて当然なのだが、そこに差別だ❗️ヘイトだ❗️なんていう感覚は無かったのである。ギャグはギャグとして存在した歌であって、別段みっちゃんが怒って抗議したという話も聞かなかった。

現在のように、超非常識な犯罪を犯した殺人犯を非難することすら憚られるような、誠にイカれ狂った社会ではなかったということである。

だから、今ではこんな微笑ましい〈戯れ歌〉が生まれてくるような土壌もないし、もしもこんな歌を歌おうものなら、残念ながら完全にアウトなのである。

ただ・・・名指しで歌われたみっちゃんには、やっぱり気の毒であると言わざるを得ないが・・


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