【新しいファン】
キナ臭いニュースが世界中を飛び交っている。よもや第三次世界大戦が勃発してもおかしくないような世界情勢に心は沈むばかりである。
暗くなっていても仕方がない。僕はYouTubeにアクセスして、なにか元気が出そうな音楽はないものかと物色し始めた。そしてタマタマ目に入ってきたのが、欧陽菲菲の〈雨のエアポート〉だった。いつの間にか懐かしい昭和のポップスを検索していたのである。
景気づけに、パソコンに繋いであるスピーカーのボリュームを、目一杯上げて聴くことにした。昔の曲とはいえ、欧陽菲菲の歌声はパンチが効いていて、今聴いてもそんなに古さを感じさせない。
鳴り響く〈雨のエアポート〉を聴かされた平成4年生まれの息子がこう言った。
「父さん、これ誰❓️」
「あぁ❓️・・欧陽菲菲だよ。台湾人でな。昔よく売れた歌手なんだ。〈雨の御堂筋〉っちゅう曲もあったんだぞ。これも売れたなぁ」
「そうなん❗️しかしこれ楽しい曲だね、いい感じで好きっ❗️」
なんと、〈雨のエアポート〉が平成生れの息子の心をゲットしたのだ。令和の時代に、また新たな1ファンを獲得した、欧陽菲菲なのであった。
(以下の動画:YouTube〈Noel Chungチャンネル〉より引用)
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