【中古車選び】

愛車のルーフ塗装が剥がれてきたのでクルマの買い換えを考えている。

タマにネットの中古車情報を見ては、お目当てのクルマをボチボチと物色している。貧乏ジジイには中古車で充分なのだ。

しかし兼々思うに、中古車っていう言い方はなんとかならないものだろうか・・もっと別の言い方があっても良さそうなものを・・

ところで、中古車を選ぶ時には注意しなければならないことがある。

当然、外観や内装が綺麗で、走行距離も少ない方がいいに決まっているのだが、忘れてはならない重要なチェックポイントが、水没車であるかどうかの確認は元より、下回りのチェックが重要なのである。例えば雪国の中古車は、冬場に道路に撒く、融雪・凍結防止剤〈塩化ナトリウム・塩化カルシウム〉などの影響で下回りが錆びたり腐ったりしている場合があるからだ。下回りがやられているクルマは後々厄介なことなるのだから・・・

そして、更に注意しなければならないのが事故車か否かということだ。いくら見た目が綺麗でも衝突時の強い衝撃によってシャシが歪んでいたりすることがある。そうなると真っ直ぐには走ってくれないのだ。販売店によっては、ニコイチといって、２台の事故車を使って１台に仕立てたものを売っている場合もあるらしい。ニコイチは特にバイクに多いという。

そして、絶対に避けなければならないクルマがもう１つある、それは・・例えば、夜ひとりでクルマに乗っていたとしよう。すると、誰もいないはずの後部座席に女が現れるというようなクルマだ。

そうなのだ。そういう意味での事故車も、絶対に買ってはいけないクルマであることは言うまでもない。〈幽霊〉が出ないクルマであることも選ぶ段での絶対条件なのである。

幽霊でもいいから女とドライブがしたいというモテない野郎なら購入も有りなのだが、但し、女の幽霊が出るという確証はない。そんな男は女幽霊の方も敬遠するかもしれないし、折角せっかく出て来てくれた幽霊が、ブスだったりオッサンだったとしても保証の限りではないのである。