今日は息子夫婦が孫を連れてやってくる。
家内は上機嫌で御馳走作りに励んでいる。
Bluetoothで何かの音楽を聴きながら、それに合わせて大きな声で歌を唄いながら料理を作っているのだ。
それはいいとしても、近所にも聴こえるような大声に、自分では気が付いていないのである。
僕はチョッと躊躇ったのだが思い切って進言した。
「おいっ!」
家内には聴こえていないようだ。
肩を叩いて言った。
「おいっ❗️」
気付いた家内が片耳のイヤホンを外して振り向いた。
「なにぃ~っ❓️」
「おいっ❗️声が大き過ぎるぞ❗️外に丸聴こえじゃないかぁ」
すると瞬間に不機嫌な顔になった家内が言った。
「もぉ~~っ❗️せっかく楽しくやってたのにぃ❗️」
「・・・・・」
実は数日前、洗濯物を干す時にもイヤホンをして大声で唄うということがあったのだが、機嫌が悪くなるのが分かっていたので、その時はやり過ごしたのだ。
ところが、こうして実際に注意してみると想定通りの反応が返ってきたのである。
ヤッパリ言うんじゃなかったと後悔しても、もう後の祭りだった・・トホホ