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自己紹介¦はじめてのnote

はじめまして。Geek Converter(ギーク コンバーター)です。

自分という『オタク』を変換したくて、そして私と同じように悩みを抱える『オタク』も良い方向へ変換したいという気持ちで名前を付けました。

長いのでこれからは『ぎーこ』を一人称にします。
理由は呼びやすくてちょっぴり可愛いからです。

私は小学生の頃からアイドルが好きなオタク13年目の社会人2年目です。
上京前は、一般的な地方学生で地元開催のライブに行ったり、年に数回はライブのために関東へ遠征していました。
部活動やバイトがあったので当時はそれで充実していましたが“関東の現場にたくさん行っているキラキラしたオタクになりたい!“という願望は学生時代から心の奥底にありました。

「社会人になったら、上京してたくさんライブに行くぞ!」

その願望を叶えるために、2023年に私は上京をしました。
そして毎月ライブやイベントに足を運びました。念願でした。
「来週はこのイベントで、再来週は九州に遠征で、その数週間後には…!」
Instagramのストーリーと投稿は現場記録と化していました。
当時は「私もキラキラしたオタクになれた!」「楽しい!」と心の底から思っていました。


しかし、ライブに行き続けて得たものはXのフォロワーと座席表(チケット)の紙切れ。
貯金残高がどんどん減っていくことに、恐怖心を覚えました。
ライブを心の底から楽しめなくなっている自分がいました。
「ぎーこさんは、どこにでもいるね!」と言われるようになり、現場があったら行くのが当たり前だと自分自身にも言い聞かせていたように思います。

それでもライブに行き続けている中、席が悪いと「最前の人と同じチケット代払ってるのに…」と文句が出るようになりました。
「今回の演出はハズレだな…」とライブの内容にも文句が出るようになりました。

「あれ、私ってアイドル評論家?」「オタクって苦しむものだっけ?」
「何のためにオタクしているんだろう…?」

「…このままだと、大好きなアイドルを嫌いになってしまう」

そんな悩みが私を立ち止まらせるきっかけになりました。

「ライブに行ければ私は幸せだ」と思っていたものの、実際はライブに行けば行くほど虚無感に襲われていました。「次のライブに行けば…」「また発表されたからライブに行こう…」「地方開催のイベントにも行こう…」

「いや、このままでは自分が擦り切れる」

そう思った私は年末年始の期間、デジタルデトックスをして『理想のオタク』について考えました。忘年会や初詣も行かず、ひたすら考えることに耽っていました。
(それを考えている時点で根底はオタクなんだな、と思いますね)

私が思う『理想のオタク』は
大好きなアイドルが「こんな素敵なファンの方が応援してくれていて!」と思わず口にしたくなるようなオタクです。
ただ、大好きなアイドルが本当にそう言っているのか?というのは検証できない(できたとしても難しい)ので、別の視点で考えました。

私が価値を提供して相手を笑顔にすることによって「そんなぎーこさんが大好きなアイドルってさぞかし凄いんだろうな!」と思ってもらえるようなオタクになりたい。
そう思います。


今までは私の矢印(生きる意味)が大好きなアイドルに直接向いていました。
推しのために働いて、推しに会う資金を貯めるために食費を削って、、、
他人に生きる意味を委ねていた、そして委ね方も自分に合っていなかった。
ただ、今は何が起こるかわからない時代です。ちょっとの炎上で大好きなアイドルは芸能界からいなくなってしまうかもしれない。
大好きなアイドルがいなくなったと同時に私の生きる意味がなくなるかもしれない。
そして、生きる意味がなくなることを恐れる私は大好きだったアイドルに矛先を向けかねないと思いました。
「あんなに応援してきたのに!!!!!裏切られた!!!!!」と。

想像しただけでも厄介なオタクですよね。自分が決めて応援してきたのに。

「矛先を大好きなアイドルに絶対向けたくない、生きる意味は自分の中に持とう」
そう思ったのと、学生時代の私は“部活動の大会で優勝する“という目標がある中で、ライブに行って元気と勇気を大好きなアイドルからもらっていた、(感覚としては)大好きなアイドルと目標に向かって一緒に走っていた、その形が自分に合っていたんだなと年末年始に考えが行き着きました。

社会人2年目ということで、今後のキャリアについても悩みが尽きない年です。
一旦、立ち止まって『自分が本当にやりたいこと』を考えようと思いました。

私は『オタク』が好きです。何かに熱狂できる人間は熱くて面白くてかっこいいと思います。そして、その行動力や発想力、熱中できる力への可能性も感じています。

「もしも、みんなが自分自身の『オタク』になれたら、とてつもないポテンシャルを発揮するんだろうな!」と考えただけでワクワクします。夢物語かもしれませんが、私は各々の目標に向かって並走できているアイドルとオタクが理想の形だと考えています。

もちろん、アイドルが生きる意味だと主張される方もいるでしょう。ただ、「本当にこのままでいいのかな」と悩んでいる人は私以外にもいると思います。

『オタク』である自分自身を変換していきたい、同じように悩みを抱える『オタク』がいたら変換するきっかけをお裾分けしたい、そう思います。

ただ、今回はアイドルオタクを例に話しましたが、正直『自分へ矢印を向ける』というのはオタクに限った話ではないです。

逆に『オタク』ではない、自分にも矢印を向けられていない人にもきっかけをお裾分けできたらもっと嬉しいです。


今後、どのように価値を提供していくかは模索途中です。
自分に何ができるのかも正直、未知です。
ただ、行動をしないと変わらないと思い、こうして文字を綴っています。
まずは自分が夢中になれる『言葉にして想いを発信すること』を実践していきます。

誰もが笑顔でGeek Converterになれるよう。

ぎーこ🐱

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