A-372 ファコネのアムール
石膏像サイズ: H.23×W.24×D.12.5cm
制作年代 : 18世紀
収蔵美術館 : セーブル陶器に由来
作者 : エティエンヌ・モーリス・ファルコネ(Étienne Maurice Falconet 1716-1791)
18世紀にフランス宮廷で活躍したファルコネは、フランス・ロココ時代を代表する彫刻家です。特にポンパドール夫人からの寵愛を受け、美術アカデミーの会長の地位にまで上り詰めました。1757年以降は設立されて間もない王立セーブル窯製造所のディレクターも務め、自身の作品や王室の庇護する藝術作品を陶器に複製し、国内各地や他のヨーロッパ諸国へと送り出しました。
フランス国立陶器博物館収蔵 ファルコネ作 牛の世話をする少女
(写真はWikimedia commonsより)