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赤点を取る方法

 まず、せんせいのはなしを ききます。それから、こくばんにかかれた ことばは とてもだいじなので、いちじいっく まちがえずにうつしましょう。

 しかし、これを こうこうでもつづけると、てすとでさんじゅってんくらいしか とることができません。これを あかてんをとる、といいます。
ふしぎにおもうかもしれませんが、すくなくないおとなが、これをけいけんしています。

 まとめると、あかてんをとるには まじめに、しんけんに じゅぎょうをうければよいのです。むずかしいひとは、せんせいのめを よおくみつめると いいですよ。

 また、こうこうのせんせいは、せいとにおこったり、ちゅういしたりすることが すくないです。だから、みんなそれぞれ すきなことができます。たとえば、じゅぎょうちゅうに すまほ(げーむやゆーちゅーぶができるきかい)をいじったり、ままがつくってくれたおべんとうを たべたりできます。
 でも、どうどうとしすぎると まわりのひとにめいわくだといわれてしまいます。だから、こっそりかくれて あそんだり、たべたりするひとが
おおいです。

 さきほど、しんけんに じゅぎょうをうけるとよいと いいました。じゅぎょうをうけるとは、せんせいが わけのわからないことを、ひとりでぶつぶつとしゃべるのをきく ことです。

 もしかしたら、せんせいのはなしを きかないといけないから、げーむができないかもと おもったひとがいるかもしれません。でも、あんしんしてください。あくまで、ひとりごとです。せんせいも めんどうくさいけど、これがおしごとなのです。せいとは これをきくために、がっこうにこないといけません。これは いっぱいべんきょうして、えらくなったひとがきめたことなので、さからってはいけません。

 きけばよいのです。おみみ(おめめのよこに あるよね?)をせんせいのために つかいさえすればよいのです。てとめはじゆうだから、それでげーむをしたら、せんせいの ひとりごともきけて、げーむもできるので、しあわせです。これを、むずかしいことばで いっせきにちょう といいます。こんどのてすとにでるので、しっかり おぼえましょう。

 これで、あなたも あかてんをとることが できます。べつに、こわいことでは ありません。あかてんをとると、せんせいが、あなただけに とくべつなことばをかけてくれます。これは、あなたをとてもどきどきさせる まほうのじゅもん のようなことばです。いわれたひとはみんな、どきどきして よるもねむれなくなるのです。いままでくらいかおばかり していたひとでも、まほうをかけられると いつもにこにこするようになります。

 あかてんをとると、せんせいといっぱい おしゃべりをすることができますが、あまり あかてんをとりすぎると、こんどはせんせいがつかれて おこられてしまいます。ここですぐに、ごめんなさいといえないと きみは
しゃかいでいきていけないといわれて、もういちど、せんせいの おなじ
ひとりごとを、きかなければなりません。これは、いくらあなたでもめんどうくさいよね?じゃあどうしようか?




 自分で勉強しろ。