99%のどうでも良いことと1%の大切な事。1%の大切なことが人生の99%を決めると思う。

幸せな経営をしている企業についてブログを書いている小宮沢様に取材して頂きました。

広報からメールを一本貰って、カレンダーに貼られたリンクからオンラインで「はじめまして」(笑)みたいな取材でした。時代ですねぇ。

翌週から10年以上ぶりにキャンプ場に行く予定があったので、
「トイレがないキャンプ場には行きたくないって本末転倒ですよね。」

という微妙な比喩でお話しさせて頂いておりまして、一貫してその比喩で表現しているのですが、、伝わりますでしょうか?(笑)

とても上手にまとめて頂いたので、読んで考えた事。違う角度のまとめとでも言いましょうか?書いてみました。

自分の本質(1%)はなかなか分からない。

どんな人がタイプですか?

という質問になんと答えるでしょうか?

1%の大切なことが、ぴったりはまっていれば、99%はどうでも良いってあると思うのです。だけど、その1%が「これだ。」って思える人は少ないと思うのです。

どんな人がタイプですか?と聞かれたら

なんとなく99%のどうでも良い事の中で、気になることを何個か言ってみるという事が多いように思います。

1%がないから、99%の細かい部分が気になるのかもしれません。

どんな仕事がしたいですか?どんな生き方がしたいですか?

この質問も同じではないでしょうか?

もし、1%に強い自覚を持つことができたら、人生は変わると思うのです。


当たり前だけど日常は99%に溢れている。


日常は99%に溢れています。

先日、社内で転居ありの新規事業の参加メンバーの募集がありました。
今年の4月に入社したばかりのメンバーが、そのプロジェクトに申し込んで良いのか?という相談に乗りました。

要約すると
4月に入社したばかりで、応募してよいのか?不安だ。
新規事業の内容にはとても興味があり、ワクワクする。
4月に引っ越したばかりで、すぐに引っ越し?退去できるのか?
母親が心配するのではないか?
4月から一生懸命育ててくれた先輩に申し訳ない。
研修も含めてたくさんの投資をしてもらったのに義理を欠くのでは?

長い話を聞かせてもらって一言、
「ワクワク以外、あんま意味なくない?」とフィードバックしました(笑)
ほとんどが99%の話です。

「義理は新規事業でも返せるよね。その状況で行かない理由があるとするなら、現状から「逃げたい」みたいな気持ちが自分の心の深いところにあるかないか?くらいかな。」

まぁ、でも日常ってこんな感じですよね。99%の思考で1%が見えなくなってしまうことが多いと思います。何が自分にとって大切なのかが分からないと、量の多い99%に流されてしまうかもしれません。


細かい事全てが気になる人

人生や経営について1%の大切な事が決まっているか?決まっていないか?

日常においても、経営においても
大切な1%が決まっていて、99%については、ほとんど気にしないスタンスの人と1%のように99%を扱ってあくせくしている人がいるように思います。

旅行を例に考えてみると

「空気を楽しむ事。日常では気付けないお互いの理解。」
例えばこんな事が1%だと僕は思うんです。

だけど、スケジュールであったり、観光名所であったり効率的に動くというどうでも良い99%に忙殺されて、旅を楽しんでいない、本末転倒な事は多いと思うのです。

人生においても経営においても同じだと僕は思っています。

1%を意識しないと、作業をこなすように時間は過ぎていきます。

僕たちが悩んでいることのほとんどが、どうでも良いことかもしれない。

中学生のころ、ゲームの攻略方法と、好きなアイドルの発信する情報。
これが僕たちにとって、「大切な事」だったかもしれません。

少なくとも頭の中を占めていたのはその程度のことばかりだったように思います。

しかし、今となっては多くが「どうでも良いこと」に変わったと思います。

今私たちは
「会社を維持させること、多くの収入を得る事。好きな人を振り向かせること。」そんな事を大切に生きている事が多いような気がします。

これは本当に大切な事なのでしょうか?

ゲームに囚われていたように、お金に囚われていないか?
アイドルに囚われていたように、人間関係に囚われていないか?
本当に大切なことなのか?囚われているだけではないのか?

囚われている状態から、離れてみないと本当に大切なことはわからないかもしれません。
ゲームに囚われている時には、壮大な自然や、身近な友人の大切さには気付けなかったように思います。

僕自身の1%。大切な事。

僕自身1%に入る大切なことを見つけるのに、10年以上の年月を使いました。


1%のことが分かったことで、不安は圧倒的に少なくなったし、やめることも明確になった。軸がぶれなくなったので、一貫性を持って行動できるようになったと思います。

自分にとっての1%。
それを見つけるにはどうしたら良いのか?
従業員のみんなにもそれを見つけてもらうにはどうしたら良いのか?

色々な学びの末「パーソナルミッションを見つける研修」をGCでは入社してすぐに提供しています。
自分の人生を振り返り、過去から貫かれる一本の線を見つけ、その線が向かう未来の方向性を見つける研修です。

でもそれだけが1%だとは思っていません。

1%の大切なことの中には、99%のどうでも良い事に喜んでみたり、怒ったり、悲しんでみたり悩んでみたりすること。そんな「今ここ」を大切にする事も含まれるんだと思います。


自分にとっての1%を北極星のように見つめることができるようになれたらいいですね。


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西坂勇人/GCストーリー
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