#019:水槽の問題児・番外編
こんちゃす。G組飼育係です。
今回は、前回・前々回に引き続き水槽の問題児を紹介していきます。
と言っても、今回紹介するのはまだ問題児にはなってはいません。
今後なる可能性があるため注意が必要、といった感じですかね。
というわけで早速始めていきましょう。
名前:相害共生
まずはこのトサカサンゴとサンゴイソギンチャクです。
トサカサンゴはこの水槽の中で最も大きい存在で、もはや先端は水面から出てしまっています。
今後これ以上大きくなっていったら、他の生き物を圧迫していきそうで怖いですね。
サンゴイソギンチャクも、デカすぎた玄白(前編参照)のように今後大きくなって暴れだしたら相当なトラブルメーカーとなるでしょう。
ちなみに青色LEDが無くなってから、トサカサンゴの元気が無いように見えてしまうのですが、恐らく気のせいではないでしょう。
そもそもサンゴとイソギンチャクがべったりくっついているのもお互いのストレスになっていそうですが。
まあイソギンチャクは嫌なら移動しそうですし、トサカサンゴは大きくなるのを阻害されてそうで、結果オッケーなのかもしれませんけね。
続きましてはみんなの嫌われ者。
名前:災いの片鱗
厨二っぽい名前を付けてしまいましたが、こちらは家の水槽にウミブドウを投下する際に気付いて取り除いたセイタカイソギンチャクとなっています。
聞き慣れない名前かもしれませんが、サンゴを飼育している時にどこからともなく湧いてきて爆発的に殖えていくあのイソギンチャクです。
どうやら一度水槽に入ってしまったら、そうとう駆除するのが大変らしいので、諸姉諸兄の皆様におかれましても是非気をつけていただきたい。
ちなみにこのイソギンチャク、たまに水族館の水槽にもいることがあります。
みんなで水族館に行ったはずなのに気付いたらいつも一人ぼっちになっている、そんな皆様。
リア充を睨みつけていないで、この子を探してあげましょう。
きっと寂しさも紛れることでしょう。
「お前一人で何やってたの?」
「べ、別に。ちょっと、わ、災の片鱗を探してたんだ…。」
以上をもちまして、『水槽の問題児』は完結となります。
今後また新たなトラブルメーカーが出てこないことを祈るばかりです。
それではまた次回お会いしましょう。