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#036:クロムローチの産仔

こんちゃす。G組飼育係です。

我が家のクロムローチにも生命の誕生の時期がやってきました。

クロムローチがなんだかわからない人は、是非紹介記事も読んでいってくださいね!
沢山の魅力が詰まっておりますよ。

このクロムローチというゴキブリは、卵胎生という一風変わった繁殖形態を取る。

卵胎生とは、お腹の中で卵を孵化させ、赤ちゃんを直接産むというものである。
赤ちゃんが孵るまでお母さんの体内で保護できるというのは、自然界ではかなり大きなメリットとなります。

一般の虫は卵を土の中や葉っぱの裏に産み付ける卵生ですが、ゴキブリはこの卵胎生という繁殖形態を取る種が結構多くいます。

また余談ではありますが、我々人間のように赤ちゃんをお腹の中で育てることを胎生といい、多くの哺乳類がこれに当てはまります。

実はゴキブリの中にも胎生の種がいるとかなんとか…。
いつかご紹介しますね。

さて、少し話がそれてしまいましたが。
卵胎生ということは、飼育者からしたらゴキブリが赤ちゃんを産める状態かどうかの見分けがつきにくく、気付いたら繁殖していたという事が往々にしてあります。

今回もその例にもれず、やけに成虫が増えてきたなと思って虫かごを見てみたら、ほんの2、3mm程度の赤ちゃんが走り回っていました。

画像1

コバエかと見間違う程度の大きさでしたが、よく見ればうずらの卵みたいな模様も出ており、非常にかわいい

画像2

実は左下にも生まれたての赤ちゃんが2匹写っているが、見つけられただろうか。
この大きさだと、動いたのを見て初めて存在を確認できる程度だ。

この子たちがこの密ですな状況の中で大きく成長し、次の世代へと繋げていってくれるのを応援しましょうね。

それでは良いゴキライフを。

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G組飼育係
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