#020:道端で出会ったへんないきもの
こんちゃす。G組飼育係です。
本日久しぶりに家から出たら、道端で奇妙な生き物と遭遇しました。
目の高さから見たらこんな感じです。
もはや木の枝にしか見えないのですが、これはれっきとした生物であり、その名をオオミスジコウガイビル(恐らく)という。
こいつはだいたい30cmくらいでしたが最大で1mにもなるらしいので、女性の方は足元の小枝を見ても無視して通り過ぎるのが賢明でしょう。
ちなみにTG-6は電池切れだったので、スマホで撮った残念な写真しか無いが、いつかドアップを見せられたらなと思う。
見えにくいが、頭がキノコみたいな形をしていて可愛い。
このコウガイビルという生き物、名前にヒルとついているがヒルの仲間ではなくプラナリアの仲間である。
そのため血を吸うことは無く、ナメクジやミミズといったヌメヌメしているものを食べる。
なんだかよくわからない捕食の仕方で、ドロドロに溶かして美味しくいただくそうだ。
さらにプラナリアと言えば分裂であるが、コウガイビルもかなり再生力が強い。
オオミスジコウガイビルは外来種であるが、日本でポンポン増えるのもしょうがない話だ。
ちなみにコウガイという名前の由来は、昔の女性の髪飾りである笄(こうがい)に形が似ているからだそうだ。
命名者は女性のことがよっぽど嫌いだったのだろう。
余談ではあるが、このコウガイビルを座り込んで撮影していたところ、曲がり角から犬の散歩をしていたキレイなお姉さんが現れた。
なぜいつもこんな気持ち悪い姿でしか美人さんとエンカウントしないのだろうか。
まるでへんないきものを見るかのような視線を私に送りながら、お姉さんは足早に表通りへと消えていった…。
それではまた次回お会いしましょう。
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