#078:悲しいお知らせ part1
こんちゃす。G組飼育係です。
今回は皆様に悲しいお知らせをしなくてはなりません。
もっとも、前回の記事を読んでくださっている方はすでにお察しでしょうが…。
「前回のあらすじ」
水槽内を縦横無尽に泳ぎ回る雑魚どもをなんとか隔離したG組。
無事に終わったと安心したのも束の間、朝になって再び水槽を覗いてみると…。
あーっ!隔離ボックス様!困ります!あーっ!いけません!
なんとケースを固定していたキスゴム(吸盤)がずれて、蓋の部分が水中に浸かっていたのです。
これ、何がまずいかというと、稚魚はあまりにも小さすぎるため、蓋に開いてある穴から簡単に抜け出して、広大な水槽へと解き放たれてしまうのです。
さらに悲しいことに、隔離ボックスの中には1匹たりとも生きている稚魚はいませんでした。
ケースの床にはひっくり返った赤ちゃんがたくさん…。
元気だった稚魚が大海原へ帰らぬ旅をしに行ったのか、それともすでに隔離ボックスの中で死に絶えていたのかはわかりません。
隔離した時点での赤ちゃんの数と、翌朝のケージの底に転がっている死骸の数を照らし合わせれば、本当に解き放たれた子がいるのかがわかります。
しかし、もともと数が多いのと、めちゃくちゃ小さいこともあり、正確な数は把握できていませんでした。
無念…。
まあ色々と反省点が見つかったので、次回産卵してもらった時の教訓としたいと思います。
ちなみに、今回のタイトルは「悲しいお知らせ part1」という事で、実はpart2もあります。
読者のみんな、体もってくれよ!!
いただいたサポートはこれからの活動費(ゴキブリの餌、遠征費、娯楽費など)に使わせていただきます!諸姉諸兄の皆様との絆の証ですね。