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ベトナム革命志士 潘佩珠(ファン・ボイ・チャウ)自伝『自判』①目次、 英明(アイン・ミン)書館 出版挨拶文

ベトナム革命志士 潘佩珠(ファン・ボイ・チャウ)自伝『自判

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         目次

・訳者序文 
・潘佩珠(ファン・ボイ・チャウ)自伝 『自判』 (1956, Huế) 
‐巣南(サオ・ナム=ファン・ボイ・チャウ)氏序文/≪自判の言≫ 
‐年表 第一期(1867年~)
 幼少期と我が家族
 草莽崛起の同志を探す
‐年表 第二期(1900年~)
 安世の虎提探(デ・タム)将軍/小羅(テウ・ラ)翁との出会い
 広南(クアン・ナム)の秘密会議/曾抜虎(タン・バッ・ホー)
‐年表 第三期(1905年~1925年5月11日)
 出洋の途に上がる/日本到着
 梁啓超氏との出会い/大隈・犬養両翁と日本政界要人らとの面会
 孫中山氏との面会/クオン・デ候の出洋
 横浜の機関≪丙午軒(ビンゴ・ヒエン)≫/ベトナム再帰国 
 西湖(タイ・ホー)翁と≪排君説≫/タン・バッ・ホー死す
 留学生の入学斡旋を頼む/留学生の解散
 日本の義人 浅羽左喜太郎翁/浅羽翁の墓碑建立 
 陳東風(チャン・ドン・フォン)の自決/魚海(グ・ハイ)氏の殉死
 恩人周師太/暹羅(シャム)農業で生活す
 ベトナム光復会の設立/ベトナム国旗/≪振華興亜会≫ 
 広東入獄の 4 年間/獄中に届いた悲報
 ドイツ・オーストリア公使との接触/重慶へ 
 ≪仏越提携論文≫/ロシア人との初交流 
 潘伯玉(ファン・バ・ゴック)暗殺/烈士范鴻泰(ファム・ホン・タイ)  
 ベトナム光復会をベトナム国民党へ改組/捕縛・祖国へ送還 
・あとがき/参考文献

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           英明(アイン・ミン)書館 出版挨拶文


 1946年初頭、越盟(ベト・ミン)が政権を簒奪した後、黄叔抗(フイン・トゥック・カイン)氏 はハノイへ向かった。 その為、トゥック・カイン氏が順化(フエ)に残していった自宅の諸事と、氏所有の書籍や資料は、巣南(サオ・ナム=ファン・ボイ・チャウの号)氏の一部遺稿と一緒に私達が管理をしていた。サオ・ナム氏の遺稿については、出版権をサオ・ナム氏の甥ファン・ギ・デ氏から得ていたので、遺稿とトゥック・カイン氏の書籍等は全て纏めてベン・グ(フエ)のサオ・ナム 氏の祭壇が安置された邸の箪笥の中に預けてあった。
 だが、それから間もなく、祖国の全土で戦争が勃発した。

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