優れたマネージャーについてまとめてみたら
優れたマネージャーの果たす役割
1 マネージャーは業務の流れをマネジメントし、メンバーがどこで働くかという方針を示し、メンバーが集中して仕事に取り組む時間を確保しなければならない。
2 勤務スケジュールがメンバーのニーズに適合しているか、メンバーが業務を通してスキルを向上させられるか、すでに持っているスキルを反復するだけになっていないか、といったことにも気を配る。
3 社員の公平性について判断し、社員の尊厳を大切にする役割も担う。
4 社員が現在の職でアップスキリングを行ったり、新しい職に移るためのリスキリングに取り組んだりするよう促すことも期待され
る。
以上は『リ デザインワーク 新しい働き方』(リンダ・グラットン著 東洋経済新報社)からの抜粋。アメリカの超一流企業のマネージャー観だからなのか、どこの企業、組織に当てはまるのだろうと懐疑的になる。強いて言えば『中間管理職が、自身の業務をこなしながら配慮していることを専門化した』と考えると、私には一番納得できる。職場でこんなに全体に目配りできる人がいれば、誰もが能力を発揮できるだろう。理想はそうだけれど。
ただ、最近こうした『優れたマネージャーの働き』ができる人の配慮で、働きやすく能力を発揮しやすくなった事例があった。上記の1~4の視点で組織を見直す人を配置すれば、よりよい変化も不可能じゃない。
そうした働きをする人が周りにいないと思ったら・・・1つからでも自分が自分をマネジメントしていく。1とか、2とか、3とか・・・仲間を募って。そして近い未来にマネージャー職を提案しよう。
優れたマネージャーについてまとめてみたら、働き方改革のヒントに行き着いた。