心理的安定性だけでなく『心理的安全性』もおもしろい
パフォーマンスをする人にとって、心理的安定性は欠かせない。周りからその存在を大切にされ、なおかつリスペクトされること。心身ともに充実すれば思った以上のパフォーマンスも不可能じゃない。
肩の力を抜く意味で笑いは効果的だけれど、笑われたいわけではないという。どちらの笑いなのかを人は敏感に判断する。(昨今の笑いのハラスメントは酷かった)
メンバー間、メンバーとスタッフ、スタッフ間にリスペクトがあれば難関も乗り越えられると信じる。大人どうしなんだから。
アメとムチという言葉は久し振りに聞いたけれど、アメとムチなんてブラック企業以外の何物でもない。それと相反する考えが『心理的安全性』だと思う。
2023.9.2週刊東洋経済38p~73pより 『心理的安全性』とは、組織内で自分の考えや気持ちを誰に対しても安心して発言できる状態。例えば他のメンバーが自分の発言を遮ったり罰したり(筆者追加:馬鹿にしたり)しない状態。内部で安心感が共有される。心理的安全性が高い組織は絶えず情報が流れ独創的なアイデアが生まれ事業におけるイノベーションも起きやすい。
逆に誰だって無知だと思われたくないし誰だって無能だと思われたくない。だからこそメンバーと会話し理解しその考えを受け入れる。人に優しく結果に厳しく、管理じゃなく支援する方向で、寛容に。
価値観・信念・期待感を事前に書き出すのもいい。xやYouTube発信に使えるかも。 ① 仕事を通じて何を得たい? ② いい仕事ってどんなこと? ③ あなたの一番の強みは? ④ 今の働き方は適切? ⑤ 制限がなければ本当は何がしたい? ⑥ 人生の中で大事な瞬間は?
そしてここでもマネージャーの役割が強調されている。マネージャーが常に言う言葉、信念、価値観はいつの間にかメンバーやスタッフに浸透する。48p49p
信頼関係ができていれば、失敗をも未来へのプロセスに変えることができる。そしてそれは未来から振り返ったら、失敗ではない。
心理的安全性、おもしろい。