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【やらないほうがいい!?】ロマンシングサガ2 リベンジオブザセブンの感想

数年前、レトロゲームにハマってるときロマンシングサガ2をプレイしました。伊藤賢治さんの音楽をよく知ってたので、名作だと思ってプレイしたら最高に難しくて最高に面白くて…3,4周してしまいました。

そんなロマサガ2から、ロマサガ3もプレイしてみようと思ってるときニンダイを見てると発表されたのが「ロマンシングサガ2 リベンジオブザセブン」
絶対やる!!!!!!そう誓ってついに発売されました。

※一部ネタバレを含みます。


やらないほうが良い!!!くらいやばい

結論から言うとこのゲーム、やらないほうがいいです!生活に支障が出るレベルで面白いです。
フリーシナリオでクリアの方法も人それぞれ全然違うんです。もうね、とにかく考えながら面白い。
リマスター版のロマサガ2も面白かったんですが、グラフィックは向上し、面倒だったことが全部便利になってて何も言うことないくらい快適なんです。

今では最悪なことに、仕事中も、理容室で髪を切ってる間も、ぼーっとしてるときもロマサガ2のことを考えてしまいます。
「あ、そうだ…、あそこはこうして…」と作戦を考えてしまう。恐ろしいゲームです。毎年何十個もゲームをプレイしますが、こんなにハマるのは本当に久しぶりです。

ここが良い!!ロマサガリメイク

挙げればきりがないくらい面白いロマサガリメイク。通称リベサガ。SteamのスコアもあのドラクエⅢを超えて圧倒的好評となっています。

ドラクエⅢは残念ながら賛否両論…

ファストトラベルが便利

広いマップではどっち側かまで選べる

ファストトラベルは最近のRPGにはよく搭載されていて、OCTOPATH TRAVELERもあります。ドラゴンクエストではルーラですね。
それがロマサガ2のリメイクではファストトラベルでその街に行くだけじゃなく、お店や目的地まで細かく設定されているのです。
なので、物語上でよく行くことになる施設はさっと移動できる。これがもうストレスが解消されてて最高なんです。
現代人の時間のない毎日にぴったりの仕様です。
あ、訓練所行ったあとに鍛冶屋いかないと…あ!でも訓練所であれ忘れた!となってもさっと戻れるんですよね。

行くべきところが目的毎に切り替えられるから迷わない

ロマサガ2はフリーシナリオ。誰と、どこで、何をしてクリアしようが自由。その分、何をしたらいいかわからなくなるのも原作のネックでした。これが難易度が高いRPGと言われる所以です。
それが今作では進めたいシナリオを選べばピンまで出てくるのでストーリーが進めやすい!迷わないんです。
しかも、それもただのおつかいのようにならないように絶妙に自分で考えないといけない部分までになってるんですよね。
また、選択肢によって全く別のストーリーになるため、目的があったとしても分岐するんです。

周回プレイをしたくなる要素が山盛り

原作も何周もしたくなるような面白さがあったんですが…リメイクはさらに周回プレイしたくなる要素がたっぷり。
選択肢や進め方によって国が滅亡したり、仲間になるキャラが変わったり…原作の面白さ+2周目はベリーハードやロマンシングという難易度でも遊べるようになっています。
さらにそれをクリアするともらえるアビリティなどなど…。語りきれないほど2周目以降のお楽しみ要素があります。

アビリティで自由度が更にアップ

原作にはなかったアビリティという存在が戦闘の自由度をさらに広げて爽快感や戦略性の楽しさの幅をぐーんと広げています。
ボスで敗れても、アビリティを変えるだけで勝てたり…、沼です。

閃き✕連携✕陣形で面白さ無限大

サガシリーズといえば閃き!レベルアップという概念がないので好きな武器や術を鍛えていると突発的に技を閃く。それによっていきなり戦闘が好戦したり。さらに新たなシステム、連携によって一発逆転。さらにさらにその戦略を陣形で自由度を広げる。
正直、戦略次第では弱い状態でも強敵のボスに勝てたり、逆に戦略がうまくいかないと雑魚敵に全滅させられます。

戦闘がいちいち面白い

一般的なターン制のRPGってやっぱり雑魚戦がつまらなくなってボタンをポチポチ押すだけになっちゃいますよね。
それがロマサガ2リメイクは全くないです。ロマサガ2は雑魚戦が存在しないといっても過言ではないです。
戦闘回数に応じて敵の勢力レベルも上がります。なので、毎戦闘結構ちゃんと戦わないと適当にやってるとガンガン攻め込まれます。

七英雄の記憶で解像度が上がった

原作では七英雄について全くというほどバックボーンが語られず正直、?な部分が多かったです。
それが今回追加で七英雄の記憶やクリア後の要素でかなり解像度が上がりました。
なるほど…そうだったのか…。当時描けなかったことがたくさん描かれて解像度が上がりました。しかも、その描かれる内容も多くを語らないのが良かった。
余白があるんですよね。すべてを語らない、おしゃれです。

七英雄の登場演出に感動

ボスの登場シーンは原作のドット絵をベースになっていて本当に感動しました。出たー!!!このポーズ!!みたいなのがあって登場シーンに本当に感動しました。

愛あるリメイクの最高峰

もうとにかくリメイクした会社がロマサガ2愛があるというのが細部にわたって感じられました。原作をいかによくするか、リメイクの正解という形だと思います。
リメイクで更に遊びやすく、入りやすく、ファンにはやり込みやすく。
ラストのエンディングシーンはもうプレイした人にしか味わえない感動でした。
このゲームってモブがモブじゃないんですよね。仲間キャラはプレイしてないとただのモブきゃらなんですが、クリアした人それぞれで想い出があるモブキャラになるのです。
ただ色や髪型が変わってるようなキャラでも全然思い入れがあるんです。これはプレイしないとわからないですよね。
最後のシーンはおしゃれで必見です。

Switchなど各種プラットフォームで体験版が配信されているのでまずは体験版をプレイもおすすめです!


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