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グランドイリュージョン-それは演出の天才-

こんにちは、tabutiです。

今日は僕が見た映画の中で最高峰の演出を誇る映画
「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」
を紹介したいと思います。

”グランド・イリュージョン”シリーズの二作目ですね。
といっても、まだこの作品までしか続いてないのですが。
続編が来年の11月にあるのかな?

ネタバレになると思いますので、まだ見てない方は映画を視聴した後にまた来てくれると嬉しいです。

拙い文章になるとは思いますが、よろしくお願いします。

感想

あらすじ

”イリュージョンを使うマジシャン集団が巨悪を成敗する”というショーを僕たちも観客として楽しむ、そんな映画です。

前作ではおおむねマジシャン集団こと”フォー・ホースメン”の思うがままにことが進んでいったのですが、今回はそうもいかないようです。

IT企業オクタに挑むフォー・ホースメン

今回のターゲットは”オクタ”というIT企業。
どうやらこの企業は自分たちのケータイを使った人たちから個人情報を盗み、一儲けしようとしてるようです。
許せませんね。
ということで、フォー・ホースメン、動きます。

新メンバーもいるよ、ルーラさん

オクタのプレゼンを舞台に仕掛けるわけですが、
やはりこの映画”グランドイリュージョン”の魅力はここですよね。
四人のマジシャンのキレのいい動き、連携、そして節々で出てくる謎のマジシャン道具。
この”ショー”の情報量に僕たちは脳をやられます。

この登場シーンの演出もかっこよかった

しかし、うまくいってたように見えた”ショー”も何やら失敗してしまったようです。
どういうことでしょうか、とりあえずフォー・ホースメンは逃げます。

騙されたフォー・ホースメン

逃げ込んだ先はなぜか中国のマカオ。
ここで新キャラ、チェイスがでてきます。
こちらもマジシャンで、しかもメリットさんの弟という。
いかにもな強キャラですね。

かなり有能な敵キャラです

そして案内された先にはウォルターという方がいて、どうやらこの人にいろいろ騙されてたみたいです。
この人に命令されて次はオクタの研究所からチップを盗み出します。

ごめん、やっぱハリーにしか見えな…

この研究所のシーン面白かったですよね。
あの状況をトランプ一枚と各々の技量で乗り越えてくさま、最高にかっこよかったです。
そしてゲートのセンサーのごまかし方、あれでいけるんですね。
研究所の人たち割とガバがひどいです。

がば警備だよお

盗み出したチップは渡さずに行く方向だったのですが、結局ウォルターに追い詰められてしまいます。
そしてここで頼れるオジの登場、そう、ディランです。
ここのアツい展開ヤバかったですよね。
今まで裏方に徹していたキャラがここぞというところで助けに来て、しっかりと活躍していく。
できるオジサンなんですよこのキャラ。

ホースメンたちが動いている最中もディランはディランで後半での展開に向けてちゃんと行動してたんですよね。
反感を買いながらも部下のために動く上司キャラといい、バックボーンまでしっかりしている。
ほんとに厚いキャラクターですよね。
この映画のドラマは大体ディランが担っている気がします。

最高にかっこいい上司

ロンドンを股にかけたイリュージョン

ディラン含めフォー・ホースメンが揃いました。
彼らはウォルターたちにイリュージョンを仕掛けます。

ここからですよね、この映画のミソは。
この映画の演出が一気にスパートをかけてきます。
このロンドンを舞台にした”グランドイリュージョン”、
僕は終盤ずっと口角が上がってました。

まず各地でゲリラライブをやるのですが、盛り上げ方がほんとにうまいです。
見ているうちに視聴者もライブの観客になってるような、そうゆう映像の見せ方なんですよね。
映画を見ているつもりがいつの間にかマジックショーを見てたような、そんな錯覚をしてしまいます。
特にアトラスのライブはすごかったですね。
映像の見せ方、bgmのタイミング、照明にかけて完璧だったように思います。
この映画を映画館で楽しめた人が羨ましいくらいです。

このシーンかっこよすぎて震えましたね

ゲリラライブのあと、ウォルターたちに捕まってしまうのですが、それすらもイリュージョンのうち。
最後の世界に向けた種明かしのシーン、痺れましたね。
繰り返すようですが、演出を総動員した盛り上げ方がうまいです。
もうすでに僕たちはこのショーの観客になってるわけですから、熱量はあのテムズ川にいた大勢の人々と同じなのです。爆上げってやつです。

やれやれだぜ、みたいなディラン

そしてラストシーンで最後の種明かし。
ここがこの映画最大のドラマであり、前作から僕たちにかけられていた壮大なイリュージョンなのではないでしょうか。
映画の最初のシーンを最後につなげたおしゃれな終わり方、この映画に感謝します。

ここのサディアスかっけえ

まとめ

演出を総動員して盛り上げてくる終盤は面白さが加速してましたね。
個人的には前作よりもこっちのほうがドラマもあって好みです。
僕のお気に入り映画の一つです。

上手く紹介できたかわかりませんが、最後まで読んでくれた人がいたら、ありがとうございます。

それでは


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