2021年に観た映画で振り返る2021年のnote
今年観た映画の備忘録。
リバイバル上映を含めて全て映画館鑑賞です。
おとなの事情
song to song
国葬
天空の結婚式
チョコレートドーナツ
すばらしき世界
哀愁しんでれら
あのこは貴族
花束みたいな恋をした
めぐみへの誓い
あの頃
春江水暖
ミナリ
ノマドランド
騙し絵の牙
モルエラニの霧の中
街の上で
椿の庭
戦場のメリークリスマス
猿楽町で会いましょう
HOKUSAI
明日の食卓
2gether
キャラクター
1秒先の彼女
逃げた女
シャイニーシュリンプス
スーパーノヴァ
返校
東京裁判
ドライブ・マイ・カー
シュシュシュの娘
君は永遠にそいつらより若い
青葉家のテーブル
僕たちは変わらない朝を迎える
空白
MINAMATA
護られなかった者たちへ
草の響き
CUBE
日高線と生きる
場所はいつも旅先だった
きのう何食べた?
ボクたちはみんな大人になれなかった
老後の資金がありません!
そしてバトンは渡された
ミステリートレイン
ずっと独身でいるつもり?
スパゲティコード・ラブ
ダ・ヴィンチは誰に微笑む
彼女が好きなものは
サマーゴースト
幕が下りたら会いましょう
189
クナシリ
あなたの番です
偶然と想像
このうち、あのこは貴族、モルエラニの霧の中、きのう何食べた?は2回見に行きました。
57作品、60回鑑賞。
いや、めちゃくちゃ観ましたね。
基本的に、静かで落ち着いた映画が好きですが、今年は大型公開の映画もちょくちょく見ました。
個人的に良かったなと思う映画をいくつか。
映画の感想がてら書いたnoteを貼り付けたので、引用多めでうるさくなっています。
「天空の結婚式」
noteにも書きました。細かい設定のアラを全て吹き飛ばすラストの大団円感でもうハッピー。
「すばらしき世界」
素晴らしくないことばかりの世の中で、皮肉っぽくもあるこのタイトルが、ラストにじわりと来る。本当はもっと早く、この世界の素晴らしさに出会えれば良いのだろうけど、こういうラストでも幸せかなと思う。
「あのこは貴族」
今年一番好き。静謐な作りの中に、格差や心の機微がよく表れている。何回も観て深まる映画。観た後はタクシーに乗りたくなりました。観た感想も含めてこんなnoteも書きました。
「モルエラニの霧の中」
室蘭の美しさ。ストーリーの繋がりを発見していくのも面白い。
「街の上で」
主人公の飄々感と、下北沢をお洒落にし過ぎていないところ、日常っぽさと非日常っぽさの混ざり具合が好き。
「HOKUSAI」
柳楽優弥に尽きる。蔦屋、北斎、歌麿、写楽が集まる宴会シーンだけで満足。ラストはもっと盛り上がりがほしいなと思った。
「明日の食卓」
こういう市井の人達の苦労や苦悩に寄り添う映画は良い。高畑充希がアイスコーヒーをがぶ飲みするシーンが好き。
「2gether」
BL映画って苦手でした。ドラマを再編集した作品なので、ストーリーの流れはとんでもない仕上がりですが、結婚式のシーンだけで、もう満足。BLものって変に2人がすれ違ったりするものが多いけど、この作品くらい幸せばっかりの映画もあっていいじゃないか!
「返校」
ホラー映画なのだけど、戒厳令下の台湾の空気感がよく表現されている。そんな時でも人間は愛だの恋だのに忙しい。愛憎の激しさが逆にホラーだな、と。一番怖いのは人間ですね。
「空白」
世の中、自分が正義だと信じて疑わない人が凄く厄介で、面倒。と、思わせて、結局自分自身の見えている世界なんてただの一部。自分の思い込んだ世界の偏りを、そっくりそのまま自分に向けて責められる。「あの頃」との振り幅が凄い松坂桃李にも注目。
「きのう何食べた?」
言わずもがな。ゲイの諸問題がリアルに描かれるけど、まあ実際はこんな上手く回ってはいかないものですよ。
「ボクたちはみんな大人になれなかった」
森山未來は、時を自由に行ったり来たり出来るのか?!。90年代の空気感と年頃の青年感をなぜ今その歳で出せるのか。脱帽。僕は、waveが懐かしい世代です。
「そしてバトンは渡された」
大型公開の映画で、泣ける!という触れ込みのものは大抵泣けないのですが、これは普通に感動出来た。
「ずっと独身でいるつもり?」
観た後に、キネ旬でボロクソに評されているのを読んで逆に驚いた。これをリアルに感じられるか感じられないかの溝は深そう。
「彼女が好きなものは」
ゲイ必見。もしかしたら、若いうちは直視出来なかったかもしれない。ようやく、こんな感情を俯瞰して見れる年齢になったのかも。
こう見ると、映画観てnote書き過ぎですね...。
でもやはり、映画を観て自分の中に感じ入るものが多いのかなと思います。
来年も良い映画を!そしてnoteを!