☆2024年夏の思い出 ひとりぼっちのハイキングで遭難しました その3☆
骨折は突然に、、、
山岳救助隊に助けられて人生初の救急搬送
三峯神社参道を降りて清浄の滝を見に行こうとした時に、バランスを崩して拍子に左足首の骨を三本折ってしまいました
(骨三本骨折というのは後から知る)
歩けない私は秩父警察と消防署の方々に救助され、救護隊の方々に背負られて約3時間かけて下山することが出来ました
それまでのいきさつは以下の記事に書きました、もし宜しければ読んでやってください
人生初の救急車
下山した場所には救急車が一台待機されているのが見え、心底ホッとした気持ちになりましたが、、、実はこの時点では気付いてませんでしたが、まだまだ困難は続くのです
そんな事も知らず、私は安心した気持ちで救急車に乗せられました
人生初の救急車です、ベッドは意外に高く感じます
迎えに来てくれた救急隊は男性二人に女性一人
女性はとても綺麗な方でした
(今は容姿について語るのはNGですかね?)
私はそのまま救急車に乗せられ熱や血圧を測られたのですが、なんと体温が37.5度、私は平熱が低いのでこれにはビックリ
「風邪のような症状はありますか?」と聞かれましたが、そもそも体調不良ならハイキングに出るわけも無く、いいえ、と答えました
「骨折すると体が傷を修復しようとして熱が出るんですよね」と救急隊の方が話してくれましたが、私はこの時から一か月超入院しますが、その間ずっと微熱が出ていました
重度の骨折は色々と体に変容を来す怖い怪我だと実感しました
救急隊の一人が私の患部を見ると、左足首から何か体液らしき透明な液体が少し沁み出て居ました
「なんだろう??」
私は寝ていましたが、思わず起き上がり自分の足を見つめましたが、理由が分かりません
「解放骨折ではないですよね?」と救急隊のひとは私に聞きましたが、何しろ骨折したのは初めてで良く分からず
「怪我したばかりの時はそんなもの(体液らしい何か)は出てなかったのですが」
私は困惑しましたが知識が無い為、何もわかりません
しかしながら病院に搬送して貰えば、全て解決すると思っていました
これも後から知ったのですが、脱臼骨折など重症な骨折をすると、急激に筋肉や筋膜、腱が膨張してしまい、最後は皮膚をけ破ってしまうそうです
私は丁度この症状が出て居て、皮膚が破れだしており、体内から体液が沁み出て居たのでしょう
搬送病院が決まらない!
そんな刻一刻と体が色んな症状を示している中、救急隊員が一生懸命私の搬送先病院を探してくれていました
まず初めにこの近辺で一番大きいという市民病院
即座にお断り、、、
後からネット記事に、医師が足りず、対応が出来ないでいるとの病院の窮状について書かれているのを知りました
救急患者の受入れ余裕がなかったのでしょう
次に別な総合病院にトライしてくれました、そこからは
「コロナワクチンは何回受けたか?」の質問が来ました
多分私が発熱していたからだと思いますが、正直医療は素人の私ですが、何たる愚問かと、、、
色々反論はあるかと思いますが、ワクチンを何回受けたか聞いても、
その場で接種した証明する方法はあるのでしょうか?
〇回打ちました、と、嘘をつく事も可能、、、
それともワクチン接種証明書をいつも携帯すべきなのでしょうか
そもそも接種証明書などあるのか知りませんが
それにウイルスは変容します、今流行しているウイルスに対応したワクチンを打っているとも限らないではないですか?
厚労省が2種から5種に変更した意味はまるで無いという、、、
私は過去海外に行く必要があり、ワクチン出たての時、確か2021年でしたでしょうか、モデルナを2回打ちました
副反応がひどくその後はワクチン接種はせず、海外に出る際は現地でPCR検査をして帰国しておりました
というわけで2回接種と答えたところ、、、
結局ここもお断り、、、涙
もしかしたらワクチン理由に断りたかったのかもしれません
救急隊のひとは「他も探しますから少し待ってくださいね、この辺りなかなか整形外科が無くて」と困りながら話してくれて、心から済まない気持ちになりました
巷で良く言われている救急隊を受け入れる病院が少なくなって、救急車がたらい回しされる話が自分の事となりました
その時ドアが開き先ほど私を救助してくれた隊員の一人が来ました
私はてっきり出発したのかと思っていましたが、今思うと自分が思うより疲れていて、車が動いているかどうかも分からないでいたようです
どうやら隊員は、まだ搬入先が決まらなずなかなか発車しない救急車に痺れを切らしたようです
「×クリニック、×クリニックに電話して、あそこなら受け入れるから」
多分、隊員はそのクリニックの惨状は知っていたと思います
でも受け入れ先が無いのなら、そこしかありません、彼らの任務は私を救助して受け入れ先の病院に搬送するまでです、そこから先は彼らの仕事ではありません
救急車の隊員は×クリニックに電話
「○○さん(私の名前)良かったです、×クリニックが受入れます、いまから行きましょう」隊員は明るい笑顔で私に話しかけてくれました
私も安堵して漸く治療が受けられると安心致しました
しかし予想とは全く違う対応が待っていました、今思えば良い経験ではあったのですが、、、
長くなりましたので、ここから先は次の投稿で
今思い出しても救急隊の方々の対応は誠実で、緊張で辛かった自分の気持ちを和らげてくれて感謝の気持ちで溢れます
注意一秒、怪我一生、、、
自分の不注意で沢山の人を巻き込む、迷惑を掛けて数か月経っても、いまだに辛いリハビリを続けている私は、この救助隊の方々に感謝と反省、そしてお詫びしかありません
この怪我はいい年した私には辛い経験でありながら、なぜか人生にプログラミングされた事のようにも思えます
そう思えるくらい、この経験から色々と学ぶところは大きかったです
次の話は以下に投稿してみました、宜しければご覧ください
病院に入院するまでがめちゃ大変でした、、、
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