☆シニアの私がBMSGを推す理由☆
シニア世代の私が
この所属アーティストのマネジメント会社BMSGを知ったのは
たまたま、、、ただの偶然だった
拙宅ではテレビと言うハードとお別れして約20年、コンテンツはネットから視聴している昨今、YouTube動画を良くアクセスしている。
そんな私の前に、テレ東BIZ番組のBMSGのCEO、SKY-HI氏の対談番組がお奨めで現われ、何となく見てしまったのが興味を持った始まり。
(実際視聴した番組は一時間ちょっと尺がありましたが、簡単にみられる短縮版をご紹介します)
一時間ちょっとの長い番組だったがアッと言う間の濃い内容に感じ、視聴した後、もしこの会社が上場するなら、絶対この会社の株を買いたい!
投資用ではなく、この会社を応援する為に、株を買いたいと思った。
このようなスタートアップ企業にとっての一番の広告塔はオーナー社長となる事が多いが、SKY-HI氏は十分その役割を担っている印象だった。
元々芸能人だしビジュアルには問題ないだろう、しかし、輝くのはビジュアルではなく、その考えや業界に向ける思い、マネジメント(会社、メンバー、社員そして業界のマネジメントも含む)、そしてその先に見る、エンタメで世界を幸せにしたという崇高な思いに気持ちを動かされる。
近頃、日本の芸能界や音楽業界のネガティブな部分が暴かれる事件が起きているけれど、「業界の宿痾で仕方ない」などと諦め、期待していなかったが、、、
SKY-HI氏は番組で大変分かり易い言葉で、自分の気持ちを伝えてくれている。
その言葉の一つ一つに音楽や音楽業界への情熱や、日本を愛する心、業界をよりよくする気持ち、日本人であることに誇りをもって、世界に挑戦する姿など、一段階も二段階も上を目指しているのが分かり、非常に潔く、小気味良く響く。
話は聞けば聞くほど至極まともな話で、なぜ今まで日本の音楽業界ではそれが出来ていなかったのか、疑問にすら思うほど、これは日本のエンタメ市場にも一筋の光が射したような期待値をあげてくれた。
BMSGが目指すところは、日本の芸能界&音楽業界の一部の怒りを買わないのか?と心配になるのだが、分かり易い言葉で話す内容は、極めてまともで納得感が高く、目指すところが純粋で真摯である分、余計なものは寄せ付けず、賛同者が多いのかもしれない。
自宅にテレビ無し
日本の芸能界・音楽業界に興味無し
のオババな私がBMSGに興味を持つまで
前述したが、拙宅は20年超テレビが無く、テレビ番組や芸能人にも興味が無く今日まで至っている。なので芸能人や有名人をよく知らない。
若い頃は仕事が忙しくテレビを見ている暇もなく、テレビは拙宅の隅に置かれたままで朝のニュース番組を時計代わりに使う程度、ミドル世代になった時は情報番組は非常にくだらないと感じ、出て来るタレントと呼ばれる人達も大手プロダクション所属のタレントばかりで魅力的だとは思えず、段々テレビ離れとなって行った。
そのうち消費税が上がるからテレビ買い替えとか、地デジ変更で今のテレビが見られなくなる、なんて事があり、海外生活も伴い、どうせ見ないから良いやとテレビのある生活を捨てた。
そのうち、ネットを通してドラマが見られるようになり、仕事しながら「ながら見」だが、話題のドラマや、ある程度の芸能人やタレントと呼ばれる人達は顔と名前が一致するくらいの知識は持つ。
しかし音楽業界に関してはどうなのだろう?
音楽番組は減っていったし、紅白歌合戦など10数年興味無く見てないし、出演者を見ても、どの国のアーティストなのか良く分からない人達も多く、彼らが歌う歌にも魅力を感じない、というより期待しなくなった。
というわけで誰が誰だか殆ど分からないしヒット曲も知らない。
唯一、米津玄師さん位だろうか。
仕事しながら聞く曲はジャズやフュージョン、学生時代に習ったクラッシック音楽に回帰していたりしている。
そんな中、数年前に開催された東京オリンピックではたと思った。
開会式とか閉会式に各国著名なアーティストを出演させる。
日本が芸能文化を現わすなら歌舞伎や相撲?
もうフジヤマ・ゲイシャやサムライ・ニンジャしかないのかい???
昔からの文化を紹介するのも大切かもしれないが、今の時代に誇れる芸能・文化を体現する人はいるのか?
日本では世界に活躍している日本人アーティストはいるのだろうか?
日本では日本人が自信をもって世界に送り出すアーティストはいるのだろうか?
この間のパリオリンピックは完全に米国アーティストにhackされていたが日本も似たような気がする。
日本という小さい市場で、一部の人達のカネと権力の為に、大手芸能事務所からのタレント重用や、ファンの財布をあてにしてCDを売るビジネススタイルてどうなのよ?という大きな疑問が、、、
それに、この業界を目指す人達は、大手芸能事務所に所属しないと、そしてその実力者に好かれないと、その先が無さそうな、日本のショービジネスは非常に開かれていない印象、、、才能のある人は育たないのでは?と常々思っていた。
日本の芸能界・音楽業界の人達が業界を愛して、より良いものを出そう、エンタメの世界を良くしようという気概を感じられない。
愛しているのは自分の財布と地位じゃね?と思う事も、、、。
気が付くと日本の音楽業界はいつのまにか韓国音楽にinvadeされそうになっている、、、
私世代は韓流好きが多いと思うが、私はその対極で韓国関連は全て好きになれなかった。素晴らしい俳優さんもいるしドラマも面白いのだろうが、ハングルの響きがどうも苦手で、、、韓国好きな皆様すみません。
とは言え、韓国アーティストのアジア市場の進出はめざましい。
韓国に出来ているのに日本はなぜやらないのよ?
何故に国内を見てばかりで世界を見ないんだよ?
実力が無いから?他国と比較して見劣りするから?
いやいや、見劣りする事ないよね、才能ある人達を育成しようとしないからじゃないの???
繰り返しになるが、このテレ東番組でのSKY-HI氏の話は非常に分かり易く、私が業界に対して残念に思っていた事と通じるところが多々あった。
逆に言えば、私でも感じる位だから、業界人はもっと日本の芸能界・音楽業界はおかしい、SKY-HI氏と同じように良い方向に変えていかねばと思っていたのだろうな。
BMSGに興味が湧いてSKY-HI氏の著書
「マネジメントのはなし。」
「マネジメントのはなし。2」
の二冊を早速購入
著書は二冊とも洋書版サイズで横書き。
意図的に今風?POP風?にしたのかな、日経BP頑張ってんな~
そんなスタイルも最初は読み難かったが、慣れると気にならなくなった。
一冊目「マネジメントのはなし。」
最初読むとオーディションの話が綴られていて、メンバーの誰が誰かも分からない私には???の連続、また、メンバーの名前全てがアルファベットなのでババア頭には入っていかない。
だが、読み進めるうちに、理解の遅い私にも、これが人材採用と育成のコアを語っているのだなあと気づく。
そしてSKY-HI氏のメンバーの仕事に対する姿勢も共感を感じる。
メンバーが無理に仲良くする必要もないし、不自然に良い人になる必要もない、ただ、仕事に責任を持て、より良いものを創り、その先を目指すように目的意識を持つ、努力は怠らない、、、などなど昭和のオババにも良く分かる。
自分の部下を良く観察する、彼らの良いところを伸ばす、足りないところは努力して良くなるように導く。
至極当然の事だが、人材育成は簡単では無い、しかし成功している実績があるのが凄いなと思う。
今まで、日本の芸能界(音楽業界も)は全てトップダウンで、彼らが描いた通りに動くタレントやアーティストを量産するようにしていたと思う。
歌もダンスも演技も下手でも大手プロダクションのごり押しで公の前に無理やり出て来る、そして繰り返し出演させて認知度を上げ、それを推すファンを創り出す。
中には夢中になるアーティストがいたかもしれないが、私にしたら誰がこんな曲を聞いて感動するのかな~はなほじ~という時代が長く続き、中には感動するJPOPもあったが、日本の音楽業界て何なんよ、と興味を失っていった。
そんな中、この会社を知り、目から鱗、、、
業界のダメなところを指摘して自分達は改善していき、メンバーに目的意識を持たせ、切磋琢磨させて、チャンスを与え、世界に羽ばたくように努力する。
日本のアーティストが世界で活躍って純粋に日本人として嬉しいじゃないですか!
夢あるよな~、そりゃ、応援したくなるよな~
二冊目の「マネジメントのはなし。2」は、BE-FIRST以外のグループ結成について語っている。
一冊目を書かれた時からこの会社が如何に努力して花開いたかを書かれていて、止まることなく進化しているのを感じられる。
この会社のCEOはいつ休んでいるのだろう?
きっと仕事が楽しいのだろうと思う、しんどい事も、辛い事も、次に繋がる糧に変えるエネルギーが羨ましい。
私も30代はそうだったなあ~と思うが、比較するとミジンコのような世界で戦っていたと思う。SKY-HI氏のように私財を投じて会社を立上げるなんて気概も能力も無かった。第一、銀行がお金を貸してくれるなんてあり得なかったしね。
近頃メディアの風潮は「日本はダメ」とか「落ちていく日本」を吹聴し、円安による物価高で、あたかも通貨の安さが国力と直結しているように思わせて、日本人のプライドや自信を削いでいるように感じる。円安で得する企業もあり、日本は税収4年連続前年度よりアップしているのだけどね、、、
と、ちょっと話題から外れたが
SKY-HI氏の韓国エンタメに対する評価は、韓国興味ない私には「う~ん」なのだが、オババ世代や若い人達には確かに受け入れられているのでしょう。
どうしてこんなに日本市場に受け入れられたかというと、日本の大手広告代理店、テレビ局、新聞・雑誌、全てがJPOPよりKPOPを推した結果では無いだろうか。
米国市場にも受け入れられているというが、米国には韓国からの移民が多数いる。彼らは米国市民であるが自分のオリジンのアーティストは応援するだろう。
でも彼は決して韓国びいきであるのではなく、同じく世界を見据えていると韓国のやり方を見て日本より前を行っていることを実感しているのだろうと推測する。
そして何度も繰り返し「日本は良いものが沢山ある」、JPOPが世界に受け入れらないわけない、受け入れられるよう目指したいという姿勢は賛同するし同じ日本人として応援したいなあと思う。
そして成功して世界で活躍するJPOPアーティストを見たいと願う。
一つ注目したのは彼の視点が会社の「裏方」にも向いている事。
いや、裏方という表現は正しくないかもしれない、管理部門も彼にとっては立派な仲間なのだ。
日本の芸能界・音楽業界ではマネージャーの存在が消費される「付き人」扱いである事に疑問符を投じていて、BMSGではマネジメント会社の「マネージャー」職の格上げを図っている。
業界の健全化だろうか、世の中に組織に消費されて良い人材などいないし、いてはいけない。
BMSGでは経験の無い第二新卒の男性をマネージャー職として採用。
この方が成長するまでを動画にしたのがバズっているとかで、この世代は流石ネットに使い方がうまいw
ユニットも増えてマネージャーも増員しなければならないが、今はこの男性が次の世代を育てる事が出来るという。
BMSGは破竹の勢いの良い事尽くめの会社なのか、というと、良い事尽くめになるまで、色々と壁をぶち抜いて頑張って来た軌跡が書かれていると思う、文章が素直で、嘘が無く受け取れるところが好感度を増す。
同じ日本人として応援したい、頑張ってほしい。
そしてこの会社のアーティストが世界を席巻したら日本人としてこんな嬉しい事はない。
閉塞感で自信を無くした日本人に元気を与えてくれるに違いない。
「エンタメでみんなを幸せにしたい」
うん、幸せにして下さい、応援しています。
余談だが、金髪のチャラチャラ?した印象のCEOがスーツ着て時間通りに打合せに来て、きちんとした敬語を使うと、驚かれるらしい(銀行さんとかにかな)、ヤンキーがおばあちゃんの手を引いて歩くのと同じバッファー効果があるかもしれぬ。
と、まあ、応援したくて褒め叩いた文章になってしまったかもだが、彼らの音楽聞いた時(BE-FIRST)、正直昭和のオババには良く分からなかった、でも世代の違うひとに受けるなら、それはそれで良いのだろうなと思うよ。
あと、SKY-HI氏はご自身もアーティストだが、実は左右の耳のどちらかが聞こえ難いと言っていた、しかしお父様から「他のひとには聞こえない音が聞こえているかもしれないよ」と言われ、音楽業界に入ったという。
ひとと違うところをマイナスに思わず個性と思う、、、
素敵なご両親に育てられたのだろうな。
頑張って上場してね、株買いたいから、笑
こんな若者がいるなんて日本も捨てたもんじゃないよね。
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