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全決のヒルコは誰なのか?

2024年、私の中で心が震えるドラマとの出会いがあった。
私はこれまで、特定の役者、特定の脚本家、特定の監督が作るドラマしか見ない人間であった。
例えば『池袋ウエストゲートパーク』

これは原作も全巻所持しているほど大好きである。子どもの頃はキングが活躍する場面では心躍ったものだ。しかし、最近はキングが安易に出過ぎな気がして、マコト→キングにコールが繋がるだけで強引に決着できていることが寂しい。
それは、私があの頃のマコト達より歳上になったからなのか。

もう一つは『俺の家の話』である。

今年西田敏行さんが亡くなった時には涙が溢れてしまった。『タイガー&ドラゴン』でのポンコツ父ちゃん役から贔屓にしていた。『俺の家の話』の西田敏行は不器用で人間くさくてそれでも憎むことのできない最高のお父ちゃん役であった。

そして、岡田准一出演の『SP』。

これはドラマのアクションシーンも最高に面白いのだが、映画ではエンディングロールのときに拍手してしまうほど壮観だった。
『フライダディフライ』『GO』の映画も私を大いに興奮させてくれた。


先に伝えておきますが、私が必ず見るドラマ、映画は『長瀬智也』が演じているもの、『宮藤官九郎』が監督・脚本をしているもの、『金城一紀』が脚本しているものである。
周りの評価などそっちのけで必ずと言っていいほど見ている。
長瀬くん復活しないかと願っているが、『俺の家の話』の最終回、あれは長瀬智也のための最終回だと感じる。
彼の役者としての活動はあそこで終わったのだと思わせるものがあった。
西田敏行さんは過去「長瀬智也くんはどこの世界に出しても恥ずかしくない。」みたいなこと言ってた記憶がある。


宮藤官九郎は『池袋ウエストゲートパーク』からのおっかけだ。長くなるのでまたいつか話せたらと思う。


金城一紀は小説『対話篇』『映画篇』『ゾンビーズシリーズ』を読み、その人が描くドラマとは気になり見たのが『SP』だった。『crisis』も面白かった。
金城一紀の『対話篇』は好きすぎて毎日カバンに入れ、暇なとき読むくらい好きだ。
一度飲み会に持って行き、そのまま紛失し探したけど見つからずすぐ購入し直したのはいい思い出。
あのとき紛失した私の『対話篇』が誰かの心を紡いでくれていたら嬉しい。

さて、前置きが尋常ではないくらい長くなったので、「ヒルコ」について少しふれて次回に紡ぎます。

私はヒルコが2人いると予想します。
なぜなら「荒波健吾(ユースケサンタマリア)」の同級生は記憶を消されたのち、背中から刺されたからです。

記憶を消した人と刺した人は別だと言うことです。


そして、その2人は神と人間のコンビであると思います。


その2人は
内閣官房国家安全担当審議官「直毘吉道(柿澤勇人)」と「北野天馬(小宮瑠央)」です。
神が消された事件と内閣官房国家安全担当審議官が直毘になるタイミングが良すぎることから私は怪しいと考え、直毘の動向を追っていました。
そして、北野天馬。これは北野天満宮からとった名前だと考えます。北野天満宮は誰を祀っているかご存知ですか?

菅原道真

菅原道真公です。学問の神としても有名ですが、もう一つ、有名なものがありますよね。

日本三大怨霊です。

直毘は直毘神…穢れを祓い禍(まが)を直す神
北野天満宮…厄除けとしても有名です。

今の神を穢れとし、新たな神を創造する利害は一致してませんか?

続く

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