世界という夢から目覚める前に必要な目覚め
今朝、起きるとふうさんから3通のメールが届いていました。
早速、読ませていただいたところ、とても深い内容に感激いたしました。
ふうさんのメールは基本的に長いです。
それでいて、スラスラと読めるような簡単な内容ではなかったりします。
なので、読むのにそれなりの時間がかかりますし、
一読しただけで、ふうさんがおっしゃりたいことの意図を掴むのは、難しいです。
何度も繰り返し読む必要があると感じているのですが、
でも、ふうさんに返信いたしますと、
そこからさらに、深い考察が返ってくるので、
次から次へと、繰り返し読む必要があるものが増えていきます(笑)。
ふうさんの文章の印象をひと言で言うとしたら、
「凄まじい」
ということです。
言語に対する感覚が凄まじいのです。
どうして、これほどまでに緻密に繊細に物事が考えられるのだろうと、
不思議に思いますし、その美しさに、しばしば、感動させられます。
ふうさんの文章は難しいのですが、
でも、ふうさんがおっしゃりたいことが掴めるようになると、
ふうさんほど、分かりやすい文章が書ける人はいないのではと思ったりします。
ふうさんは、自分が言いたいことを理解してもらうために、
微に入り細に入り、分かりやすく説明してくれるのです。
そういうことから、必然的に文章が長くなってしまうのだと感じています。
そして、コース(奇跡のコース/奇跡講座)も、
同じような精神で書かれているように感じてます。
なので、ワプニック博士がやったような、
膨大な量の解説は、必要ないのではないかと思っています。
どうして、博士はあれほどまで膨大な量の解説を書かねばならなかったのか?
現時点におけるわたしの考えとしては、
博士の解説には虚偽が含まれているので、
その虚偽を真実に見せかけるためではないかと思ってます。
もちろん、ワプニック博士自身は、
自分の解釈は全て正しいと信じていたと思います。
だからこそ、自分の解釈を理解してもらうために、
膨大な量の文章を書き続けたのだと思います。
でも、虚偽が含まれているために、
誠実に物事を考えたいと思っている人は、
博士の解説を全面的に受け入れることはできないように思います。
そのために、多くの人がコースから去っていったと、
ロバートペリーさんは言います。
(ヘレンのACIM解釈について)
なぜなら、ヘレンさんからのお墨付きをもらった、
博士の解説を受け入れることができないということは、
イエスに同意しないことになると、
みんな思いこまされてきたからです。
でも実際には、
もしも、博士の解説を受け入れるとしたら、
ヘレンさんの解釈と違う解釈になり、イエスにも同意しないことになる、
というのが、ロバートペリーさんが主張するところであります。
でも、ワプニック解説支持者の方からみると、
博士の解説を受け入れることができずに、コースを去った人は、
真実の教えを学ぶことから生じる自我の抵抗の苦しみに耐えられなくなったがために去った、
ということになります。
ワプニック解説支持者の方にとって苦しみは、
真実の教えを学んでいることの証拠だとされています。
でも、「天国から離れて」の中で、
イエスは、ヘレンさんに対して、
「あなたが苦しいのは、間違って解釈しているからだ」
と言っていたと記憶しています。
わたしたち日本のコース学習者は、世界という夢から目覚める前に、
まずは、ワプニック解説から目を覚ます必要があるのではないでしょうか。