【悪役】帰ってきた素晴らしき悪役列伝 第7回「偉大なるグリゴリ」
ゲーム「ドラゴンズドグマ」に登場。
舞台になる「カサディス半島」を恐怖のどん底に叩き落している邪悪なドラゴン。
以前同じ個体が現れた際にはかつて戦士であったエドマン王によって打倒された様子であるが…。
単に「ドラゴン」とだけいわれることもある。
非常に雄弁であり、威厳ある口調で主人公を威圧する。
主人公たちの住む村を襲撃し、住民を虐殺しながら立ち向かった主人公の心臓に呪いをかけ「覚者」に変えてしまう。
それ以降は積極的に出てこず、終盤まで出てこないが様々な経験を積み強くなった主人公の前に姿を現し対決を心待ちにするとだけ告げ砦の奥に隠れ去ってしまう。
しかし、とうとう対決のときが来た時ドラゴンは主人公の最愛の人を誘拐してしまうのであった。
彼も自身の最期がわかっていたのだ。
どうやら描写をみるに、ゴブリンをはじめとした魔物たちを裏で操っているのはドラゴンであり魔族の長として君臨しているようである。
つまり作中で起きるあらゆることの黒幕であるといっても過言ではないだろう。
性格は人間の命などかけらもかまう様子はなく自分を支持し上陸を待っていた狂信者を殺しても顔色一つ変えるようすはないほどに傲慢である。
おまけにドラゴンのくせに人質を取ったり洗脳を行ったりと策略を弄する癖がある。
しかし、その一方で自分には精一杯歯向かおうとする主人公を称賛しとあるルートでは彼から逃げることになった主人公をみても一切断罪せず「それも選択の一つだ」と助言を与えるかのような一面をみせることがある。
さらに話を進めていくと彼もまた皮肉な運命の犠牲者でしかなく、最終的に彼すらも操る黒幕の存在、そしてそんな黒幕すらも運命そのものの犠牲者でしかなかったことに気が付くとあんなに憎らしかった彼の存在が憎めなくなっていくのであった。
ネタバレをしてしまうとグリゴリもかつては覚者であり、作中世界を操る神である界王に戦いを挑み敗北した覚者のなれの果てが彼らドラゴン族の正体であったのだ。
そして主である界王のため…この世界で続いていく永遠の因果=無限ループを消し去るために彼は自身を倒すことができる覚者を選び、魔族を操り本当の強者を待っていた。
エドマン王は彼を倒したといっていたが、実際には彼を恐れ永遠の命の代わりに彼に人質の命を捧げていたということがわかる。
それほど彼の魔力が強いことがうかがえる。
最終的に自身が滅ぼされる宿命を受け入れ、それどころかようやく自身の生命が終わることに感謝を覚えながら息絶えていくのであった。
永遠に生きる、それは一件素晴らしいようにみえる。
だが裏を返せば永遠に孤独であり、死ぬことすら許されずに孤独の中をさ迷い歩くしかないのだ。
彼のやったことは悪事であるが、その中にはどこか面倒な世界をなんとかしてほしいそんな悲しい真意があったのではないだろうか。
陰湿性:A (誘拐・都市破壊・虐殺…かなり多い)
頭脳:B(誘拐程度のことはこなせるほどの能力はある)
強さ:A(純粋な怪力だけではなく魔術もお手の物の万能選手)
主張:B(個人的な主張というより自分の呪いを断ち切ってほしかったようにみえる)
人望:A(人間の中には彼を崇める集団もいるほどの謎のカリスマ性をもっている。)
権力:B(所詮中間管理職)