【初心者~マスター入りまで】0から始めるモダンキャミィ
始めに
ストリートファイター6における、
モダンキャミィの始めたて~マスター到達までに私が実践したことを記事にしました。
・始めたて~ゴールド以下
・プラチナ前半
・プラチナ後半
・ダイヤ前半
・ダイヤ後半
の5部に分けて、意識することをまとめます。
また、この記事の内容はあくまでも私が実践したことであり、読んでくださっている方々の取り組み方を否定するものではありません。今、モダンキャミィで勝てているならばあなたの取り組み方は絶対に間違っていないです。モダンキャミィで伸び悩んだ時や、何をするべきか分からなくなった時の上達のヒントにしていただけますと幸いです。
始めたて~ゴールド以下
まずは、ストリートファイター6のゲーム性を知りながらプレイしていく段階です。結果にこだわりすぎず楽しみながら、とにかくキャラを動かす感覚を養っていきましょう。
以下、私が意識したことを5点あげます。
①対空を出す
このゲームは飛びを落とすことができないと、相手に無限に攻められてしまいます。モダンキャミィはワンボタンで対空を出すことができます。相手がどの距離感のとき、どんなタイミングでキャノンスパイクを出せばよいのか、探りながら感覚をつかんでいきましょう!
②インパクトを返す
特にゴールド以下の相手は、インパクトを振ってくることが多いです。キャラを動かしながら、相手がインパクトを打ってくる可能性をほんの少しだけでいいので考えておきましょう。インパクトを返すことができると、相手に大ダメージを与えることができます。アシスト大コンボで反撃しましょう。
③起き攻めをする
起き攻めとは相手が起き上がるタイミングに、何かしらの攻撃技を置くことで自分の攻めを継続することができるテクニックです。
キャミィの最大の強みは起き攻めです。起き攻めを通じてキャミィの攻めを継続し、相手を画面端に閉じ込めて勝ち切るパターンが、キャミィの理想的な勝ち方です。
起き攻めで、するべき行動は3種類です。
(1)小パン
相手が掴み・ジャンプを選択していた時に当たります。小パンがヒットしていたら3発当ててからスパイラルアローを打って、再び起き攻めを行いましょう。小パンがガードされていた場合は、小パンが当たらなくなるまでは小パンを振り続けましょう。
(2)掴み
相手がガードを選択していた時に当たります。画面端以外で掴みが通った場合、そこから再び起き攻めは行うことができないので注意しましょう。
(3)投げの間合いの外で様子見
相手の無敵技暴れを警戒しての行動です。再び自分の攻めを通すことから始まりますが、仮に相手の無敵技暴れをガードできたときには、大ダメージを与えることができます。アシスト大コンボで反撃しましょう。
④起き上がりの択を知る
今度は自分が相手に起き攻めをされているときの行動です。
4つの行動を把握しておきましょう。
(1)ガード
相手の投げ以外の択に有効です。最もリスクが低く、リターンも低い行動です。取り敢えずガードでもいいと思います。
(2)掴み
相手の掴みの択に有効です。相手が掴んできそうだと思ったら投げ抜けをしましょう。
(3)前ジャンプ
相手の掴みの択に有効です。起き上がる前からスティックを前ジャンプの方向に倒しておくと出ます。画面端から抜けることもできるので、リターンが大きい行動です。
(4)ODキャノンスパイク暴れ
相手の攻撃と掴みの択に有効です。ガードされてしまうと手痛い反撃を食らってしまいますが、通るとキャミィの場合入れ替えることもできるのでかなり強いです。
➄コンボ
コンボは2種類で問題ないです。
・起き攻めや相手が小さなミスをしたとき
小パン→小パン→スパイラルアロー、
・インパクトが通った・返した、無敵技暴れをガードしたとき
アシスト大
(アシスト中は筆者は使いませんでした)
プラチナ前半
プラチナ前半ではキャミィの強い技をいかにして相手に押し付けるかということを意識しましょう。筆者は下記の三種類の技を多く振っていました。
①低空ストライク(前ジャンプ→必殺技ボタン)
相手のつま先に当たるように振ると、ガードされても反撃がありません。実戦の中でどのくらいの間合いで打つと反撃されないか試しながら打ちましょう。ODストライクにすると、後隙が少なく反撃されにくいので、慣れないうちはおすすめです。
②アクセルスピンナックル(スティック背中側+必殺技ボタン)
相手の弾に合わせて振ると、弾をかわしながら攻撃を当てることができます。当たった後は小パン→スパイラルアローでコンボが繋がります。
また、弾抜けに関係なく振った場合も、ガードされても反撃はされにくいので、相手に近づきたいときもどんどん振りましょう。
③差し返しSA3
差し返しSA3は、モダンキャミィの最も強い行動です。キャミィのSA3は範囲が広く、無敵もついているため、相手の技の後隙に差し返すことができます。相手キャラが弾を打った時や隙の多い技を打った時はSA3で差し返しましょう。
相手の体力が減ってきて、SA3で倒しきれると判断した場合は、差し返しSA3だけを狙っても問題ないです!
プラチナ後半
プラチナ後半では、主に立ち回り面で3つのことを意識しました。
①中距離で振る技
相手との距離が、中距離のときは(1)牽制技として2種類、(2)接近技として2種類の攻撃を意識していました。
(1)牽制技:立中キック・立大キック
先端を意識して当てましょう。前ジャンプやインパクトを合わせられない限り、反撃されることはないので遠慮せずにどんどん振りましょう。
(2)接近技:ストライク・弱アロー
ストライクは相手のつま先、弱アローは先端を意識すると反撃されません。弱アローはコマンド入力が必要なため、少し難易度は高いですが、使いこなすと便利です。ぜひ使ってほしいです。
②中足ラッシュ(しゃがみ中キック→パリィ)
間合いが近距離で中足ラッシュが当たるときは狙いましょう。中足ラッシュができるようになると立ち回りの幅が大幅に広くなります。中足ラッシュ後には主に2種類の行動をできるようにしましょう。
(上述の内容より少し難易度が高いですが今後ダイヤ以降で勝っていくためにも必要なテクニックです。練習しましょう!)
(1)掴み
筆者の体感ですが結構通ります。抜けられない限りは、中足ラッシュ後は一生掴んでも問題ないです。
(2)小パン
そのままヒットしていたら、スパイラルアローにつなげましょう。ガードされていたら、掴みにいってもいいですし、そのまま振り続けるのもありです。
上記の2種類をうまく混ぜることで、掴みが通らないときは小パンが通りますし、小パンが通らないときは掴みが通るようになります。自分から駆け引きを仕掛けていきましょう。
③シミ―
シミーとは、相手に投げを意識させて、グラップをすかった後隙にリターンの高い技を当てるテクニックです。キャミィは画面端での起き攻めが非常に強力なため、シミーを狙いやすいです。
スパイラルアローでダウンを取った際、いつもは前ステップで距離を詰める部分を、ギリ相手の掴みが届かない間合いまで下がりましょう。相手が起き上がってから、ワンテンポ待ち、アシスト大パン→アクセルスピンナックル→小パン→スパイラルアローやアシスト大コンボでSA3まで続けられるとベストです。ガードされていた場合はアクセルスピンナックルまででコンボを止めましょう。
(アシスト大パンを当てた際、パニッシュカウンターとなっていたらシミーは成功です。)
ダイヤ前半
ダイヤ前半は、これまで以上に細かい部分を意識した立ち回りを心がけましょう。筆者は動画サイトで多くの動画を参考にしつつ、自分に足りないと思った技術や、考え方を取り入れていきました。
以下に4点挙げます。
①牽制技の振り方
プラチナ後半で牽制技を紹介しました。これらを、先端を意識して振ることは大事ですが、それ以上に空振りしないことを意識しましょう。相手のレベルが上がってくると、こちらの空振りに対して、相手の技がかみ合ってしまい、パニッシュカウンターで手痛い反撃を食らってしまう可能性があります。
②コンボ
〇中足ラッシュ→しゃがみ強パン→アシスト大パン→強スパイラルアロー
このコンボのみで十分です。近距離の立ち回りでは、ひたすらこのコンボを狙いましょう。
③画面端のしのぎ方
ストリートファイター6は画面端に追い込まれると非常にきついです。しかしキャミィはODキャノンスパイクと中足ラッシュ後ろ投げがあります。画面端に追い込まれても、相手と位置を入れ替えるための択がジャンプ以外に2つもあります。画面端に追い込まれてもこの二つの択を頭に入れておくだけで、窮屈さは軽減されます。
④簡単なキャラ対策
対戦を重ねるにつれて、対処の仕方がわからない行動を、ずっと振られてしまい負けてしまうということも多々あると思います。筆者の場合、ケンの龍尾脚とリリーのコンドルスパイアに苦しめられました。基本的には、マスター入りまでは自キャラの強みを押し付けることを意識してほしいのですが、どうしても対処に困る技は対策を調べましょう。
(因みにケンの龍尾脚に対してはパリィ、リリーのコンドルスパイアに対してはドライブパリィを意識しましょう)
ダイヤ後半
ダイヤ後半は筆者が一番沼ったランク帯です。負けた理由を考えながら戦い続けることが特に大切です。筆者が意識・実践したことは6点あります。
①ドライブゲージ管理
このゲームはバーンアウトしないことがとにかく大切です。バーンアウトしてしまったが故に、相手に逆転負けしてまうことも少なくないです。
中足ラッシュでドライブゲージ消費
→立中キック・立大キックで牽制しつつ、ドライブゲージ回復
→中足ラッシュでドライブゲージ消費→…
基本的にはこの繰り返しを意識しましょう。ドライブゲージの状況を見ながら、ODストライクも打ちましょう。
②リーサル(倒し切り)判断
コンボをしながら相手の体力ゲージを見ましょう。倒しきれると思ったら、中足ラッシュからアシスト大パンを再びパリィボタンでキャンセルして、しゃがみ大パン→アシスト大パンまで続けましょう。アシスト大パン後は強スパイラルアローかSA1かSA2かSA3の判断をしましょう。
倒しきれると判断した時だけ、バーンアウトするまでドライブゲージを消費しましょう。慣れないうちはSA3で確実に倒しきることも大切です。
③差し返しストライク
ストライクは相手の下段攻撃に合わせるとパニッシュカウンターをとることができます。パニッシュカウンター後は小パン→スパイラルアローで起き攻めをしましょう。筆者の体感ですが、立大キックをガードさせた後に、しゃがみ中キックを出す相手が多かったため、ストライクでの差し返しをよく狙っていました。
④バーンアウト中の相手への攻め方
バーンアウト中は、ガード後の硬直が伸びる、特定の技をガードした時に体力ゲージが削られる、という2点の特殊な特徴があります。
この特徴をいかして、相手がバーンアウトした時は、こちらが一方的に攻めながら体力ゲージを少しづつ削りましょう。理想は削りダメージを入れつつ相手を画面端まで追い込むことです。おすすめの攻め方は2点あります。
(1)アシスト大パン→小アクセルスピンナックル→小パン
→アシスト大パン→小アクセルスピンナックル→小パン→(繰り返し)
小パンとアシスト大パンの間で小パンで割り込むことはできますが、分からない人には一生押し付けることができます。
(2)ODストライク
バーンアウト中は不利フレームを背負うことはありません。ODストライクをガードさせて小パンにつないでも良いですし、掴みにいくのも良いです。
➄遅らせグラップ
遅らせグラップとは、相手の攻撃技は、ガードすることができ、掴みは抜けることができるという両対応のテクニックです。細かい原理の説明は省略しますが、相手の攻撃技をガードするくらいのタイミングで、ワンテンポ待ってから投げボタンを押しましょう。起き攻めの状況や、小パンの後に投げをしてくるプレイヤーに有効です。
(他にもファジーと呼ばれる両対応のテクニックがあります。防御面で苦戦したら、調べてみてください。筆者はマスターに入るまでは使いませんでした。)
⑥逆択
逆択とは、本来自分が防御に回るべきタイミングで、あえて攻撃技を振ることで攻めに移行するための択です。キャミィは非常に逆択が強いキャラです。画面端で2つの逆択があることを頭に入れておきましょう。
(1)ODストライク
起き上がりのタイミングで前ジャンプ→ODストライクを振りましょう。パニッシュカウンターにることが多いです。
(2)中足ラッシュ
相手が様子見をしてきたときに有効です。中足がガードされても、そのまま後ろ投げが通ると、相手に画面端を背負わせることができます。ドライブゲージが多く余っているときに振りましょう。
最後に
以上が私が、ストリートファイター初心者からマスターに入るまでに意識したことです。対戦ゲームである以上、結果がついてこないことは苦しいですが、楽しむことを最優先にして取り組んでほしいです。
私はプラチナまでにおよそ100時間、プラチナからマスター到達までにおよそ150時間かかりました。キャミィは強キャラとは言われつつ、慣れないうちはあまり強みを感じにくいキャラでもあります。分からない部分があったら、どんどん調べましょう。私のXにDMをしていただいても嬉しいです。できないことができるようになる感覚がこのゲームで最も楽しい要素の一つです!
この記事が、Mキャミィを楽しんで使う人の数が増えることに繋がることが一番の願いです。みんなでMキャミィを盛り上げていきましょう!