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好きだけどやっぱり難しい
10年ほど積読していた「ひらめきの物理学」を読み始めました。
物理の深い理解に至ってない人でも読めるって書いてあるんですけど、そんな訳ない気がします。
まだ物理と距離が近かった10年前ならまだしも、ずいぶんと物理から離れてしまった今は本当に読むのがめちゃくちゃ大変なので、積読したあの日の自分に恨み言のひとつくらい許してほしい。
1回軽くでも読んでたら理解度って全然違うかったと思うので、買った当時に読んどくべきだった本NO.1かもしれません。
物理って分野によって頭の中に浮かぶイメージはバラバラなんだけど、日常に溢れる現象になればなるほど考えることが増えて全部の理解が必要になるの、面白いなって思います。
教科書なら考えなくていいことがめちゃくちゃいっぱいあって、各分野で習う例ってものすごく日常から逸脱した現象なんだってことにやればやるほど気付いていくから、物理って1番「理解しきってなくても先に進んだ方がいい科目」じゃないかななんて思ったり。
多少無理してでも進んじゃうと、今学んでいるレベルの1つ前のレベルの物理がすごく簡単にみえるし実際簡単に理解できるので、進めば進むほど「あれ?物理って面白いかも!」ってなっていくので。
高校の頃は物理が1番苦手だったし、なんならセンター試験(今の共通テスト)は2回受けてて2回とも物理は4割しか取れてません。
それでも意地で物理科に進学し、なんとか卒業。
大学で物理を学ぶと、さすがに高校までの物理はめちゃくちゃ簡単だったことがわかりました。
それはもう、物理が理解できず首を捻るなんて通り越してヘドバンかましてた高校の頃の私はなんだったんだって思うくらい。
ただ大学卒業時はあんなにわかってたのに、今もう一回物理をやってみたら高校の範囲すら理解が苦しくて、時間の残酷さを感じています。
高校のときよりはさすがにわかるし物理の本を読んだときに読めはするので、やってた意味はあると信じたい。
やっぱり勉強は継続してやらないと、時間の進行に抵抗できないですね。
大学では宇宙物理学を専攻していていろんな分野の知識が総合的に必要だったので、そういう意味でも大学卒業時は割と物理つよつよだった気がします。
10年離れていたので、その頃の面影はもやとしてすら残ってないんですけどね。
あの頃めちゃくちゃ難しかったし苦しかったけど、やればやるほど覚えることが少なくなってシンプルになっていく物理の面白さに気付けただけでもやってた意味はあると思うのでまあよし!
面白いって知ってる限り、10年越しにでも「やってみよう」ってまた1歩踏み出せることを、今物理にまた触れてみて身をもって知りました。
人生ってめちゃくちゃ時間があるわけじゃないからこそ、面白いって知ってることは時がくればまたやることになるんですよね、きっと。
今距離が遠かろうが面白いって知ってることたちとの距離はいつでも縮められるように、自分の好きを大切にしていきたいです。
毎日はなまる。
【昨日やったこと】
読書(ひらめきの物理学)
英語学習アプリで英語の勉強
物理をまとめたノートの復習
案件記事の作成(2本と本文のみ1本)
noteを書く
編み物
動画を撮る(最近になってこどもさんがTHE FIRST TAKE版の「Bling‐Bang-Bang-Born」(Creepy Nuts)に激ハマリしていて、ずっと歌ってるので撮りました。R指定さんのバーターへの道のりは長すぎますが、進む意思があるなら止めずにいたいです。)