わたしの想い出ごはん
小さい頃、母方の祖母の家に遊びに行くと、必ず食卓に並ぶ「肉じゃが」
料理に興味を持ってから知ることになるのだが、我が家系の肉じゃがは特徴的。使用する肉が決まってない。牛肉、豚肉、鶏肉、ひき肉。冷蔵庫にあるもので作っていたのか全部入ってることも。
それでも味は母親が作っても変わらない。私にも受け継がれている「めんつゆ+本だし+はちみつ」ベースの味。それが私にとっての想い出の味。
我が家は結構芋が煮崩れてるんですね。その溶けだしたドロドロのも含め丼にして食べてた記憶。しかも、翌日はそれをベースに色々足してカレーになるのまでセット。田舎が農家でしたし、家庭菜園でジャガイモ植えてたのもあり、子供のお腹を満たすには手っ取り早かったのかもしれません。
そんな幼少期を過ごし小学生に。給食で初めて肉じゃがが出た日。パンと牛乳と一緒に出され「どうやって食べるんだろう?」と。そこで初めて「肉じゃがは丼じゃない」と知ったという。
そんな恥ずかしい想い出。
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