【引越し】安全なガスコンロの選び方
こんにちは!
ガスパルグループ note編集部です。
当社グループは、LPガス事業を主軸としたエネルギー事業を全国で展開しています。今回は、そんなLPガス事業部門の社員に聞いてみた、「安全なガスコンロの選び方」をご紹介します。
「はじめてのお引越し!」「ガスコンロを持ち込みたいけど、どうやって選べばいいかわからない・・・」そんなお困りごとの、ご参考になれば幸いです。
1.ガスの種類を確認しましょう
まず、ガスコンロを購入する前に、取り付けるお部屋、ご自宅の「ガスの種類」を確認しましょう。
ご家庭で使用されるガスの種類は、大きくわけると2つあります。
■建物のガスの種類の確認方法
建物のガスは、場所によって種類がわかれています。次の方法でご確認いただけます。いずれにしても、ガスを利用されるお建物、お部屋のガス販売店へガスの種類をご確認いただくと安心です。
■ガスコンロのガスの種類の見分け方
建物のガスの種類がわかったら、それに応じたガスコンロを選びましょう。
ガスコンロのガスの種類を確認する方法は次のとおりです。
■ガスホースの種類の見分け方
ガスコンロとガス栓をつなぐ「ガスホース」も、ガスの種類に合わせてお選びください。次のように異なっています。
【注意】もし、ガスの種類が異なるガスコンロを使うと?
建物のガスの種類に応じたガスコンロを使用すれば、コンロの火は青い色で正常に燃焼します。ところが、ガスの種類を誤ったものを使用すると赤い炎で不完全燃焼が発生します。不完全燃焼が起こると、空気中に一酸化炭素が増えて危険です。
正常燃焼である青い炎でご利用いただくため、必ず適性なガスの種類のガスコンロをご利用ください。
2.「強火力バーナー」がどちら側にあるか確認しましょう
二口以上のガスコンロは、実はバーナーの火力がそれぞれ異なっていることをご存じでしょうか。「標準バーナー」と「強火力バーナー」があり、炒め物などに適している「強火力バーナー」は、基本的に「壁側と異なる方」へ設置します。
ガスコンロを設置する場所の「壁」がどちらにあるかを事前に確認し、壁とは逆側(シンク側など)に「強化力バーナー」がくるようにガスコンロを選びましょう。
■ガスコンロの「強火力バーナー」の確認方法
ガスコンロの「強化力」側がどちらなのかは、次の方法で確認することができます。
※ここでは、二口コンロの確認方法をご紹介します。
【注意】もし、強火力バーナーを壁側にしてしまうと?
もし、強火力バーナーが壁側になると、その熱で壁内の木材から水分が抜けてしまい、100~150℃の低温でも着火しやすい状況(低温着火)となる恐れがあります。
十分気を付けてご利用いただきたいため、壁とは逆側で強火力バーナーを使用いただくことをおすすめいたします。
3.動画でわかる、ガスコンロの選び方まとめ
本記事の内容は、動画でもご案内しています。
安全・安心、そして快適な暮らしにお役立てください。
ガスコンロを購入後、ご利用になる際には、周りにタオルやキッチンペーパーなどの燃えやすいもの置かないこと、窓を開けたり換気扇を回したりなど、十分な空気の入れ替えをお願いいたします。
ガスパルグループnote編集部