「恐ろしい」と「怖ろしい」
国際電話の時に必要となるのが国番号。
ドイツはゾーン 4に属し、国番号は 49
ゾーン 8に属する日本の国番号は 81
090-××××-×××× の相手に電話をかける際には、090の最初の 0 を除き、+を頭に付けて +81-90-××××-×××× をタップします。
昨日、噴水の前のベンチに座って、スマホでnoteのコメントをチェックしている時、電話が鳴りました。
見ると、画面には +1 (833) 374-4764 の表示が。
アメリカからの国際電話です。知り合いであれば、すでに登録してあるので、名前が表示されるはず。それに、私はドイツ人とのハーフですし(笑)。
すぐに、ググりました。どうやら、国際ワン切り詐欺の疑い濃厚です。電話をかけ直すことなく、履歴を開いて「この発信者の着信拒否」を設定しました。
もし、着信番号にかけ直したらどうなるでしょう。
その時は、私が携帯電話会社から国際電話料金を請求されることになります。すでに、犯罪グループは電話会社の職員を手なずけていて、私が支払う電話料金の一部をキックバックする仕組みになっているとのこと。
外国語だけでなく、日本語で「あなたの家族と友人が待っています。会話したければこのまま待機してください」と音声アナウンスを流すこともあるとか。目的は通話時間を引き延ばして、通話料金を吊り上げること。
それにしても、今月になって、偽メールに国際ワン切り詐欺と続きます。あー、恐ろしい。
警察による摘発は期待できませんから、利用者同士の情報共有が大事かと。
もちろん、奥さんにも注意喚起しましたよ。そうしたら、返ってきましたお得意のワン・フレーズが。「私は大丈夫、ほんと、ほんと」って。
うーん、でもぉー、私には、それが一番、怖ろしい。
注:「恐ろしい」も「怖ろしい」も危険を感じた時に使用します。「恐ろしい」は、神に対し恐れかしこまるという原義を持ち、客観的な不安感、程度が甚だしいこと。一方、「怖ろしい」の原義は、おそれおののくであり、主観的な不安感や恐怖感を表します。