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仕事用デスクに PREDUCTS と FlexiSpot E8 を購入した話

先日、ついに念願の昇降デスクを購入しました。「今後昇降デスクを買う方の参考になるかもしれない」という一縷の可能性にかけて記事にしてみました。この記事では主に、昇降デスクの脚と天板に何を選定したのか、どういったところが気に入っているかなどに言及したいと思います。


脚は FlexiSpot E8+キャスター

昇降デスクは世に色々なものがありますが、知名度やそれに付随する信頼性、口コミなどから「FlexiSpot」製の脚を採用することにしました。(フォロワーさんもFlexiSpot製を利用されている方が大多数でした)。また、「絶対にキャスターをつけろ」というコメントが多数散見されましたので、おとなしくキャスターも併せて購入しました。(これはこのあと実感することになります。)
FlexiSpotの中にも色んなモデルがありますが、「E8」にしたのは以下のような理由からです。

  • 支柱が両サイドの中央に付いていること
    E7proなど「コの字型」は、将来的に向かい合わせで使いたくなったときに使いにくそうだった。(子供と一緒に仕事とかワークをしてみたい。)

  • ラウンド型の支柱デザインが白い部屋と合いそうだなと思った

  • E7より静音らしいということ

  • E7のマイナーバージョンアップ版(改良されているんやろな感)

  • この後ご紹介する「PREDUCTS」のデスクでFlexiSpotのE8セットモデルが採用されていたこと

この時点ではデスク天板をどうするかまだ決めていませんでしたが、楽天でセールがあり、そのタイミングで脚だけ先に購入しました。

くっそ重いので本当に気を付けてください。30㎏超。耐荷重125kgらしいので相当頑強に作られてるのでしょうね…

デスク天板は PREDUCTS GROVE

PREDUCTSのデスク

皆さんPREDUCTS(プレダクツ)というメーカーをご存じですか。今日はこれだけ覚えて帰ってください。

PREDUCTS GROVE ワイドモデル+ FlexiSpot E8


美しい木目

画像は上記公式サイトから引用させていただきました。単純に木目が美しいですよね。この写真を見た時点でだいぶグラッときましたが、デスク自体の美しさはPREDUCTS デスクの片鱗に過ぎません。

百聞は一見にしかず。以下のXの投稿を見るとどんなプロダクトなのかが一撃で理解できます。

ものすごく雑に説明すると、「デスク天板の裏側に専用レールが付いており、様々なモジュールを事後的に追加したり変更したりしやすい構造をした、可能性の塊」のようなデスクなのです。”Space for Good Work” というコピーを体現している!

トレーとかを簡単に追加・変更できる。拡張性がすごい。


デスク天板はGROVEを選択

しかし悩ましいことに、PREDUCTSのデスクにはいくつかのラインナップがあります。


私はお部屋の雰囲気にも合いそうな、天然木採用の「GROVE」というモデルに興味を惹かれました。


どうせ買うなら「メラミン化粧板じゃなくて天然木がよくない?」と思ったのです。これが「どうせ買うなら」理論の恐ろしいところですね。

参考:メラミン化粧板とは
"メラミン化粧板とは「紙と樹脂」でできたプラスチック板のこと。家具表面を装飾・強化するために使われます。"

株式会社キノシタ様HP

素材のことを言い出すとGROVEはラバーウッド(ゴムの木)集成材なので、「ウォールナットがいいなぁ」とか「無垢材だろ」、「やっぱ一枚板がいいなぁ」とかいろんな妄想が浮かぶ方もいるかと思うのですが、初心者でしたら悪いことは言いません、そこらへんで引き返してきてください。木材は深すぎて危険です。

それでもやはり安い買い物ではありません。「実物を見たいな」と思っていましたがショールームなどが無さそうであったため二の足を踏んでいました。
X(旧Twitter)でグダグダとつぶやいていたところ、なんとPREDUCTS CEOの Go Andoさんから「実物見る?」とお声かけをいただきました。こんなことある?

その翌週には実際に某所にあるオフィスにお邪魔させていただき、PREDUCTS デスクの実物を拝見することができました。サイズ感、モジュール細部、木の質感。やはり実物は全然違います。やばい。嬉しい誤算だったのは手触りが素晴らしいことでした。すべっすべです。ずっとナデナデし続けたくなるような質感です。研磨や塗装技術(GROVEはウレタンクリア塗装済)による効果なのでしょうか。
よく考えればデスクで仕事や作業をするときは、必ずデスクに触れた状態ですもんね。デスク選定基準の一つとして、「手触り」というパラメータも非常に重要なんだなと気づきました。

ナデナデシテー(設置後の自宅で撮影)

ちなみに、GROVE以外のPOLARやMETROなどのデスクも触らせていただきましたが、デスクに指紋がつかなくて驚きました。こちらも質感が素晴らしい。

デスク以外にもいろいろなお話をさせていただき本当に感謝しかありません。ありがとうございました!また遊びに行かせてください!今度は菓子折りを持参します!
というわけで、デスク天板はGROVEに決定しました。

様々なデスク用モジュール

通常、デスクにトレイや引き出し等のモジュールを後付けしたい場合は、デスク天板に穴を開けてねじ止め処理をする必要がありますよね。一度昇降デスクを組み立てたことのある方ならわかるかと思いますが、一度組み立てたデスクをまたひっくり返すというのは出社よりもやりたくない作業です。上に向けてドリルで穴開けもめちゃくちゃ大変。ていうかその前の位置決めやマーキングの時点で、もう想像もしたくない。

一方、PREDUCTSは横方向に伸びた4本のレールに「Base Slider」を装着することで、事後的かつ簡単に、モジュールを追加したり位置調整したりすることができるのです。このような個性を持ったデスクは他には見つけられませんでした。

Base Slider(公式サイトより) 金属製
Base Sliderを取り付けてみたところ。左側の窪みから簡単に装着できます。

また、公式Webサイトでは様々なモジュールが販売されており、ワクワク感が刺激されます。

今回はトレイをいくつか、あと「Mesh Cable Holder」を合わせて購入しました。ごちゃっとしたケーブルがきれいにまとまる必須アイテムです。今後少しずつ追加していきたいと思います。

Andoさんとお話させていただいたときに、このようなことをおっしゃられていました。「『ネジを回す』って、一番簡単なDIYだと思うんですよね。そんなDIYの楽しさを、誰でも、簡単に感じてもらえるような製品があったらいいなーと思ったんです」
言語化したうえでプロダクト化までするの過ごすぎる…。

導入設置完了

そんなこんなで何とか設置完了しました。(かなり省略)

モニターは32インチ+27インチのデュアルディスプレイ。撮影のためにとりあえず真横に並べてありますが、まだ余裕が感じられる広さです。
デスク下に取りつけたトレイから、同じくデスク下に格納したドッキングステーションを介して2画面出力しています。

デスク下のケーブルは、上述のMesh Cable Holderできれいにまとまりました。

フックにホルダーをひっかけ、ぶら下げながら配線作業が可能


Mesh cable holder神

この Mesh Cable Holder やトレイ等のモジュールの位置も、Base Sliderのネジをちょっと緩めるだけで簡単に調整できます。PREDUCTSならね。もう天板に穴を開ける時代は終わった。顧客が欲しかったものはドリルではなく穴でもなく、PREDUCTSだったのです。

実際に使ってみて数週間、毎日「最高だなー」と思っています。苦労してそれなりにお金もかけた(総額20万円超)なのでバイアスも入っていると思いますが、「デスクに向かいたくなる」という体験は初めてでした。
導入後の拡張的DIYのための費用や工数を考えれば、20万円はむしろ安いと言えるでしょう。FlexiSpotはいずれ故障するかもしれませんが、デスクは死ぬまで使いたいです。

今回の記事ではとりあえず「PREDUCTS最高」ということをお伝えしたかったので以下のような内容を省略しました。

  • 鬼目(おにめ)ナット施行DIY苦労話
     将来的にデスクと脚を脱着できるよう、天板側にナットを埋め込み、金属同士で締めるようにするDIY加工を施しました。『FlexiSpot 鬼目ナット』でググるとたくさん出てきます。

  • デスクも脚も重たすぎて移動や組み立て(特に起こす作業)がきつい。1人では無理

  • 昇降デスク導入の理由

  • 昇降デスクのメリットデメリット

  • デスク横幅を180cmにした理由

需要がありそうでしたら続編を書こうかなと思います。
また、今後色々なモジュールや使い方などを思いついたらご紹介したいなーと思っています。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!

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