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【経理・労務実務】消込を確実に行うフレームVol.1
資格試験では教えてくれない経理・労務実務について
「項目・数値」この一式、二つのシートのデータで整合を取らないといけないことが、令和の世の中でも発生します。システムを正しく設計しても、システム間の調整や、プロセス上の変更確認など、「正」のデータになっているか、照合をする必要があります。専門用語でいうところの「消込」ですね。
さて弥生時代では印刷して定規とカラーペンで目視チェックしていたこの伝統の技法ですが、スプレッドシートの時代では「設計のコツ」をつくれると段取り良く進めることができます。その手法のご案内
正規化されている場合
項目名:が正規化されている(データ上コンピューターが同一とみなせる)ものであれば、これは関数で整理するのが簡単。
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この二つのデータの差分を整える方法です
手順1:統合リストの作成
手順2:統合リストに対して、データAの値は?データBの値は?を照合する
手順1:統合リストの作成
上記のケースでは
=UNIQUE({A3:A8;D3:D11}) の計算式でリスト化できます。
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これがスムーズにできるかできないかがすべてといっていいぐらい、超単純だけど、気づけなかったら地獄の作業に直行。
手順2:統合リストに対して、データAの値は?データBの値は?を照合する
あとは、VLOOKUPでデータを引っ張れば、完成
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正規化されている=人間が目視する必要がない
システムから吐き出したデータを、別のシステムに取り込んだ
時間差で修正が発生、修正分だけ手作業で修正
こんな時に便利なパターンだと思います。
こちら、実際のデータですので関数の範囲などコピーしてから確認どうぞ
https://docs.google.com/spreadsheets/d/12ZDRdVlJuZP4s2l7QIzfbph3S4slNPq6iGqGCuQayAk/edit#gid=0
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