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『オカルトの意味』

皆さん、こんにちわ。

前回は

竹内巨麿さんからの

御嶽教、鞍馬弘教、神智学協会という流れを
お話ししました。

何か?竹内文書や竹内巨麿さんから話が
それてない?

と想うかもしれませんが。

この辺りの話をしておかないと
話がわけわからなくなってしまうと想いますので、もうしばらくお付き合いください。

神智学とは?から始まります。

では本題へ行きましょう。


神智学とは何か?

古代ギリシア語で

神を意味する=テオス

叡智を意味する=ソフィア

この言葉を合体させて=テオソフィア

これを直訳すると『神の叡智』

神の叡智を学ぶということで

神智学と言われています。

本当に簡単に言うと

イスラム教、キリスト教、仏教などなどの

全ての宗教の根本は1つです。

宇宙の普遍的法則、自然の普遍的法則

その法則を作ったものを、『神または、超越者』

その超越したものが持っている

知識、知恵を神智とし

人もまた知識、知恵を持っている

その知識、知恵は、超越したものと同じで

人は霊的認識、魂の認識、自分の魂を強く、美しくする事で超越したものに近くなり

超越したものの知識を得ることができる。

本当に簡単に言いましたが、こんな感じです。

また

同じ神智学でも、神智学協会と言うのを

立ち上げた

ブラヴァッキーさんとオルコットさん

この2人が立ち上げた

神智学協会は

簡単に言うと

今お話した、神智学をベースに

西洋と東洋の智の融合を目指す。

互いの秘密を公開する事で

西洋と東洋の宗教的対立を超えて

超越したものの知識を根本に

融合を目指す為に活動していたのが

『神智学協会』です。

神智学協会が西洋と東洋の知識の

融合を目指す行動が後に

アメリカで起きた

ニューエイジ運動と呼ばれる運動に繋がります。

ニューエイジ運動とは

簡単に言うと

**人間の潜在能力の無限の可能性の強調、宇宙・自然・生命などの大いなるものとのつながり、個人の霊性・精神性の向上など。 **

(ガイア思想)

地球は1つの生命体である。

神秘的であること(あらゆるもの・日常の中に聖なるものを見出すこと)

地球的であること(愛・あわれみ・平和の推進、世界政府樹立の推進)

この様な主張を掲げる運動が起こりました。

ちなみにブラヴァッキーが書いた本

『シークレット.ドクトリン』の一文に

混沌の深みより出たる最初の大天使は、ルキス(ルシファー)、光り輝く暁の子・・・」

彼女は、ニューエイジの母体組織ともなった神智学協会の創始者となり、この本のなかでは幾たびも、ルキス(ルシフアー)を礼賛します。

ルシファーはキリスト教によって悪魔にされてしまった「真の光の神」であり、宇宙開闢(かいびゃく)のときに現われた「最初の神」という捉え方です。

これが現代のニューエイジに受け継がれているそうです。

余談ですが。

ルキスはラテン語でルシファーを表すそうです。

キリスト教などでは

ルシファー=サタンが同一視されています。

ルシファー=サタン=魔王です。

また日本では

金星=一番星=明けの明星になり

金星はルシファーの象徴とも言われています。

ということは、

金星=ルシファー=魔王になる訳です

なので、鞍馬寺では魔王尊で

サナートクマラは金星から来た

この様な流れになります。


しかし!

気をつけなければいけないのは

ルシファー=サタンではない事です。


元々は、天使だ悪魔だ堕天使だ。

何て事は旧約聖書の元になった本や、旧約聖書、新約聖書にも書いてありません。

逆にポジティブな意味で使われていたりしました。

しかし、初期キリスト教の学者が

天使が堕天した意味だと言ってから徐々に

広まっていって、ルシファー=サタンになってしまいました。

偉い人が言ってるから、、、聖職者が言ってるから、、、もしくは時代か。

何はともあれ、間違った誤訳から

広まったと想います。


話には戻ります。

神智学協会を立ち上げた

ブラヴァッキーさんは、特にアジアなどで

修行を積んでいました。

また後に神智学協会が出した本の内容に

ヨガ 瞑想 チャクラ スピリチュアル 前世

**妖精 ヒーリング 民間伝承 古代宗教 **

世界の宗教の秘密の解釈

などの事が書かれており。

オカルト好きな人の関心を得ました。

ちなみに、オカルトは

『隠された事』という意味です。

日本では

オルコットさんが

1889年に日本に来日して

一部の若い仏教徒に評価を得ていました。

その当時、日本では神智学を霊智学と

呼ばれていました。

1910年には、神智学の鍵と言う本が

日本では、『霊智学解説本』として

出されたが、一般に広まったのは

1970年〜1980年の心霊ブームやミステリーブームが広まった時でした。

神智学協会は分裂などを繰り返して

いるので詳細は掴みずらいですが、現在も

インドに本部があり、約70カ国に支部があり

会員は約3万3千人居るそうです。

神智学、神智学協会については

ざっとですが、この様な流れになります。

今回は以上になります。

さて、『オカルト』とは『隠された事』
という意味でしたね。

オカルトに付随することが今はメインになって本来の意味は置き去り状態ですね。
まぁ時代なんでしょうが、、、

少し笑えることがあって。

ヨガをやってる人がオカルトとか苦手なんです〜とか言ってて、、、、

いや、、、オカルトなんだけど(笑)

これもまた時代なんでしょうね。

さて次回は。


『前半戦?まとめ』

でお会いしましょう。

以上。

臥龍桜でした。

ありがとうございます。

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