シンプルな優先順位の作り方
【目次】
・はじめに
・2分割思考のススメ
・4分割思考のススメ
・まとめ
【はじめに】
2022年も4月に入り、新入社員の姿も見かけるようになりました。社会人として仕事を進めるうえで重要なのは「優先順位決め」にあります。仕事は「何から手を付けるか」でほぼ決まるといっても過言ではありません。
以下のような複雑なマトリクスやメモ法などの手法も存在しますが、優先順位を決める事に時間がかかっていては時間がもったいないですよね、、。そこで、今回はシンプルな優先順位の決め方についてお伝えしたいと思います。
【2分割思考のススメ】
まず初めにご紹介するのが2分割思考法になります。正直説明するまでもないのですが、以下の画像をご覧ください。
以上です…。「は?」というのが皆さんの声が聞こえますがこれでいいんです。なぜなら、社会人という生き物は膨大な数の選択肢を瞬時に判断していかなくてはいけません。だから、とにかく判断の負荷を減らして、仕事に取り掛かる事が何よりも大切です。
基本的に仕事は複数が同時並行に進行していきます。そうすると1つの仕事に対するパワーが不足してすぐに終わる仕事も終わらなるものです。しかし、たくさんある仕事も判断材料が2つだけになればどうでしょうか?否が応でもすぐにやるべきことに取り掛かることができます。
そしてここでのポイントは1つ。1点集中することです。そうすれば次々やってくる仕事に対して判断にかかる時間を削減できます。その結果として、仕事を片付ける時間が生まれるのです。
さすがに2分割だけでは判断できないよ、、、。という方は次の4分割思考で対応できるはずです。
「4分割思考」
先の2分割思考でも優先順位の判断がつかないときは4分割思考をしてみましょう。以下の画像をご覧ください。
【重要かつ緊急】→課題解決の仕事
ここでは顧客からのクレーム対応や納期の近いプロジェクト推進などの領域になります。自分ひとりだけではなく、上司や顧客といった関係者が関わる重要な仕事で納期が迫った緊急度の高い仕事です。課題解決系の仕事はすぐに取り掛かるべきでしょう。
【重要だが緊急でない】→高品質重視の仕事
ここでは新製品の品質改善や人材育成対応などの領域になります。緊急ではないが、長期視点で考えると重要な仕事のため、時間をかけてじっくり取り組むべき仕事です。高品質重視の仕事をするために時間を確保しましょう。
【緊急だが重要でない】→見せかけの仕事
ここでは効果の薄い接待や重要度の低い打合せなどの領域になります。仕事をする上で大きな時間を占めています。関係者が絡んでいる為、すぐに判断する事は難しいかもしれませんが、内容が薄ければ優先度は低く見積もりましょう。
【重要でも緊急でもない】→ムダ
ここでは長距離移動や噂話などの領域になります。これはもはや仕事ではありません。真っ先に優先度を下げましょう。
【まとめ】
仕事をする上で大切なのは判断に時間をかけず、行動に時間をかけること。そして、無駄な時間を除くことです。上記でお伝えしたことはとても当たり前の内容ではありますが、塵も積もれば山となりますので、ぜひ参考にしてください。