何者にもなり切れない社会人
焦る社会人
最近、友人が転職した。
何となく「それは良かったね、おめでとう」と声をかけた。
友人は転職後の仕事に満足していて、とてもうれしそうだった。
ただ、私は何となく不安に駆られていた。
私の知り合いは何人も転職していて、そろそろ私も転職を考える時期かと思っている。でも、行動に移せない。
何となく友人には「おれも転職したいわ」とか言ってみるけど、
そういえば、やりたい事って何だっけ?
とふと思った。
学生時代まではスポーツでアイデンティティを表現してきた。
私の今のアイデンティティは何だろうか?
正直、仕事は仕事だと割り切っているし、趣味も多いわけではない。
だから、
私は今にアイデンティティがないから、過去にすがっていたようだ。
友人も同じように悩んでいたようで「あの頃の自分」のまま生き続けることほどつらいことはないと言っていた。
決心した社会人
友人は転職活動中にAM4:00起きで自己分析を行い、平日の限られた時間の中で、面接をこなしてきたという。
これだけのリソースを割いてまで転職したのには「やりたい事を見つけたかったから」行動したらしい。
私はやりたい事が見つかってから転職するものと考えていたが、
やりたい事を見つけるために転職する人も多いようだ。
もちろん、無計画に転職をする事は将来後悔する可能性もある。
しかし、今いる環境で自分を最大限に発揮できないなら、発揮できる場所に行くのがシンプルだと思う。
そのためには努力が必要だ。
だから、私も何者になるか、じっくり考えていきたい。
自分を精一杯発揮できるところを目指して。