語学訓練(二本松訓練所)
派遣前のJICA海外協力隊は70日間、合宿制の訓練を実施しています。
訓練の内容は、JICA海外協力隊の3つの目的である異文化社会の相互理解の基本理念を習得でき、任国での活動に必要な知識や技能を講座、演習形式で学び、語学は少人数クラスで集中研修を行っています。
ざっくりのタイムテーブルは、、
7:10〜朝ごはん
8:10〜朝の集い
8:45〜訓練時間
11:40〜昼ごはん
13:00〜訓練時間
18:00〜夕ご飯
23:00 消灯(それまでは自由時間)
語学以外にも国際協力についての講座を数多く受講できます。
実際の活動と模して地域でボランティア活動もします。
僕たちは老人保健施設に行き、そこへ通う利用者さん達と共にペットボトルキャップを使って作品を作りました。
中間テスト、最終テスト、各講座の提出資料、地域活動ボランティアなど、訓練の70日はとても忙しく、しかし充実した日々を送ることになります。
一つの事に覚悟を決めた人々が集まります。個性の渋滞です。笑
しかし、訓練中によく聞かれるのが、「ここは過ごしやすい。」
様々な理由で退所してしまう人もいますが、この場所は確かに過ごしやすいと思いました。
海外で何をしたいか。将来何がやりたいか。ボランティアでどんな活動をしたいか。こんな話が尽きません。楽しい。
「あなたの本当にやりたいことはなんですか?」と毎日問われているようで、いろんな事を考えさせられます。
”1日のやりたい事リストを朝に作成する”は結構本で見かけるワードです。
これをみんなでやる感じ。自動的に頭がブラッシュアップされる、
なんて良い場所なんでしょう。
次は、さようなら訓練所。合言葉は”また2年後”