#46. 転職活動記録①
最近、人生で3回目の転職活動をしていた。
これまでの8年間で転職活動をしてきたけれど
また現状維持となったわたしの話。
3回に分けて書いていきます。
【1回目】2014年、入社5年目
結婚したころ、というか、結婚を前提に同居し始めたころだったので、大きく環境が変わったことがあらゆる顛末の要因だった。
転職活動のきっかけ
仕事がとにかく嫌で辞めたかった。
同居によって家事が増えたので、仕事の負荷を減らしたかった。
転職活動の方法
リクルート、DODAなど大手に登録してエージェントを利用。
エージェントからは求人情報をもらうのと
企業との連絡役だけで、特にそれ以上の価値はなかった。
ターゲット企業
とにかく業務量を減らしたい、
でもこれまでの経験を少しでも活かしたい
という私の希望を聞いてエージェントが出した方策は
事務職でも技術に近い内容ができる職種だった。
例えば特許事務所とか、
メーカーの事務所勤務とか。
選考結果
いくつかエントリーしたうち一つだけ面接に進んだ。
一次面接は現場の上司と人事。
二次面接はSPIを受けた上で、たぶん取締役とか
お偉い役職の方と面談したと思う。(それすらあやふや)
二次面接を受けた後、結果を待たずして辞退した。
逃げの転職
そもそも転職したい理由が現職から逃げるっていう目的だったから、何やってもダメだったと思う。
自己分析だとか、転職の軸だとか、自分の強みとか、なーんにも考えてなくて
よくもまあ、転職の神様に怒られなかったなと思う。
当時のエージェントも、よく相談に乗ってくれたような気がするけど
今から思えば、私の最良の選択のためにというより、
結局インセンティブがあるから求人をゴリ押ししてくる、エージェントのアンチパターンだったかな。
パートナーに理解を得られるか
自分の道は自分で決める。
人の価値判断に左右されない。
ほんとはそうしたい。
けれど所帯を持っていたら、生活を共にする人がいたら
そうも言ってられないのが現実なんだろうか。
いまだにそこは悩んでいる。
当時の私はひねくれてて、明らかに同居したことで私の家事負担が増えて仕事との両立が難しくなっていたのに、「困っているから助けてほしい」と言えなかった。
というか、「困っている」ことに気づいてなかったんだと思う。
ただただしんどくて、なんでこんなに私だけしんどいの?
二人分のご飯作って、洗濯して、仕事がんばって早く帰ってきて、なんのためにやってるの?
って思ったら、もうヤダ!仕事やめてやる!
もっと楽な仕事にしたい!!
という衝動。
その原因が、家事を上手に分担できてなかったことだなんて。
なんで私がしんどいのか、夫ともっと話せればよかったのに。
元々自分の気持ちをうまく表現できないし、
「言ってもどうせ理解されない」というINFJのひねくれっぷりを存分に発揮し、
結婚を前にして思考は泥沼にはまっていく。
その負の無限ループから抜け出すための方法が、転職活動だった。
でも「どうありたいか」という将来像を描けてもいないし
今の自分の立ち位置も見れてなかったし、
転職活動に必要なタスクを何一つできていないまま
エージェントにすがるだけだった。
本当にいま思えば、ただ時間を浪費しただけの、何も得られない転職活動だったと思う。
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