暮らしは続いていく

寒っ。夕方仕事が終わって網戸を閉めようとして窓を開けると、スッと冷たい空気が部屋に入り込んできた。

そうだ、今夜は豚汁にしよう。

（実際はこんなドラマチックな流れではなく、材料は買ってあったのでメニューは元から決めていた。）

里芋と人参と牛蒡とぶなしめじ（きのこはエノキでもなんでも良い）に豚肉切り落としを酒とごま油とあらびき胡椒でサッと炒めて、お馴染み茅乃舎のあご出汁2パックと水500mlを入れて煮立たせて味噌入れて1分くらい加熱してネギを散らして完成。簡単。最後に七味をかけるのが好き。母がよくそうして作ってくれたから。じんわりと身体が温まってちょっとだけ汗をかきながらフーフーして食べた。

そういえば、昨日多めに炊いてラップで小分けに冷凍したご飯の量が215gと218gでほぼ同じだった。我ながら目分量が的確ですごい。

ここ数日、天気が悪いのと季節の変わり目や周期的なものも相まって体調が悪い。どうやら同じように体調を崩している人が多いらしいと聞いた。
私の場合は、とにかく眠気と偏頭痛と倦怠感。メンタルの調子もあまりよろしくない。それにいつにも増して疲れやすい。これも全部気圧のせいと思うことにしている。何もできない自分を嘆いて絶望していても仕方がない。そんな波がある自分を受け止めて、無理はせずとも、ただ淡々と日々の生活をこなしていくしかないのだ。そのうちゆっくり浮上する機会を待ちながら。
フィンランドで買った美味しいチョコレートをつまみつつ温かい紅茶（ムーミン柄が可愛いティーバッグで最近のイチオシ）でも飲みながら、今夜はゆっくり自分を労わってあげようと思う。